ゼコ(中央)に先制点を決められ、2点目も演出されてしまったミラン。今季早くも3敗目を喫した。(C)Getty Images

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 現地時間10月1日、サン・シーロでセリエA7節のミラン対ローマ戦が開催された。
 
 ホームの6位ミランは、コンティが故障離脱中の右WBに本来ウイングのボリーニを抜擢。ローテーションで回している2トップにはカリニッチとA・シウバを起用した。
 
 一方の5位ローマは、ペロッティとシック、ドゥフレルを怪我で欠く両ウイングにフロレンツィと元ミランのエル・シャーラウィを先発としてピッチに送り込んだ。
 
 お互いに決定機の少ない一進一退の展開が続く中で31分、ローマにアクシデント。ストロートマンがハムストリングの痛みを訴えて、ペッレグリーニとの交代を強いられた。
 
 試合は中盤での潰し合いが繰り返され、このままスコアレスでハーフタイムを迎えた。
 
 後半もタフな激しい攻防が続く中、ミランがペースを握って何度もビッグチャンスを得るも、肝心なゴールは奪えない。すると72分、逆にローマが先制点を挙げる。ペッレグリーニのパスを受けたゼコがミドルを放つと、敵DFに当たってコースが変わり、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
 
 さらに77分にはローマが追加点。ゼコのポストプレーからナインゴランが強烈な一撃を放ち、ドンナルンマが弾いたボールをフロレンツィがゴール前で押し込んだ。
 
 すると80分、チャルハノールが2枚目のイエローカードを受けて退場。ミランが2点のビハインドを背負いながら、1人少なくなってしまった。
 
 その後にクトローネとボナベントゥーラを投入したミランだが、最終的には1点も奪えず。とりわけ後半は試合のペースを握っていたが決定力不足が足枷となり、0-2で敗れ去った。
 
 ミランは7節を終えて早くも3敗。今夏の超大型補強を考えれば、もちろん満足できる結果ではない。戦前からモンテッラ監督に対する批判が高まっていたが、次節のミラノ・ダービーを含めて「テスト」と言われていたこのローマ戦を落としたことで、一気に去就が危うくなるかもしれない。
 
 かつて黄金時代を築いたアンチェロッティがバイエルン指揮官を解任されてフリーになってもいるだけに、フロントの決断に注目が集まる。