メッシの2G1Aの活躍で快勝のバルセロナが無観客試合の逆境跳ね返し開幕7連勝!《リーガエスパニョーラ》

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▽バルセロナは1日、カンプ・ノウで行われたリーガエスパニョーラ第7節でラス・パルマスと対戦し、3-0で快勝した。

▽リーグ戦開幕6連勝と最高のスタートを切ったバルセロナは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦を相手のオウンゴールによる1ゴールで辛勝した。マルケス前監督の辞任でアジェスタラン新監督を招へいしたラス・パルマスとの一戦に向けては、スポルティング戦から先発4人を変更。ネウソン・セメド、ユムティティ、イニエスタ、ラキティッチに代えて、アレイシ・ビダル、マスチェラーノ、パウリーニョ、デニス・スアレスを起用した。

▽なお、同日にカタルーニャ自治州の独立投票が行われるため、セキュリティ面の問題を理由に、バルセロナ側から延期を求める声があったものの、リーグ機構側がこれを拒否。そのため、今回の一戦は急きょ無観客試合で行われることになった。

▽普段は9万人近くのサポーターがブラウグラナのユニフォームを着用し、相手チームにとって完全アウェイの雰囲気を作り出すカンプ・ノウ。だが、選手たちの息づかい、主審の笛がよく通る異常な雰囲気で行われた試合は、立ち上がりからバルセロナペースで進む。

▽この試合、フリーマンのメッシと最前線に張るルイス・スアレスが2トップに入る[4-4-2]の布陣を採用したバルセロナは、メッシの個人技を軸にサイドに張るデニス・スアレスやビダルが積極的に背後を狙い、チャンスを作る。21分にはボックス手前右で得たFKをメッシが直接狙うが、ややスピードが足りない枠内シュートは相手GKが冷静に弾き出す。

▽その後はカジェリのポストプレーや仕掛けを起点にラス・パルマスの反撃を受けるバルセロナだが、DFピケらを中心とした守備陣が何とか耐える。前半終盤にかけてはセルジ・ロベルトのクロスからパウリーニョに決定機が生まれた一方、43分にはボックス右に抜け出したカジェリに右ポスト直撃のシュートを許すなど、流れを掴み切れない。前半終了間際にはブスケッツ、ジョルディ・アルバが続けてカードをもらうなど、フラストレーションばかりが溜まる前半はゴールレスで終了した。

▽後半に向けて流れを変えたいバルベルデ監督はパウリーニョ、ビダルを下げて、ハーフタイム明けにラキティッチとイニエスタの主力MF2人を同時投入。すると、後半立ち上がりにメッシの直接FKで最初の決定機を作ったバルセロナは、49分に先制点を奪う。

▽メッシの右CKをニアに飛び込んだブスケッツが頭でコースを変えると、これがゴール左隅に吸い込まれた。珍しいブスケッツのヘディングゴールで苦しみながらも先制したバルセロナは直後の50分にもボックス右に抜け出したメッシが左足シュート、続く56分にはボックス右で粘ったスアレスの丁寧なクロスを再びメッシが頭で合わすが、いずれの決定機もモノにできない。

▽その後も前がかりな相手に対して、なかなかチャンスを決めきれないバルセロナだが、ここまで決定力を欠いていたメッシがようやく目を覚ます。70分、ボックス手前でのイニエスタ、スアレスの繫ぎからデニス・スアレスがゴール前に飛び出すメッシへ絶妙なスルーパスを通す。これをメッシが難なく流し込み、今季のリーグ戦10ゴール目を決める。

▽続く77分にはドリブルで中央を持ち上がったメッシがラキティッチに預けてゴール前に飛び出すと、そのラキティッチから短いパスを受けたスアレスが絶妙なスルーパスをメッシに通し、再びメッシがゴールネットを揺らした。

▽この3点目で試合を決めたバルセロナは、84分に途中出場のイニエスタが負傷してアンドレ・ゴメスの緊急投入を余儀なくされるが、このまま3-0で試合をクローズ。急きょ無観客試合となるなど、難しい条件で行われた一戦をメッシの2ゴール1アシストの活躍で快勝し、開幕7連勝を飾った。