メッシの2得点でバルサが無観客試合を圧勝

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リーガ第7節、FCバルセロナ対UDラス・パルマス戦は予定通り、1日16:15(日本時間23:15)キックオフを迎えた。なお、セキュリティ上の都合などから無観客試合となった。
前半を0-0で終えたものの、バルサは後半にブスケツが先制点、メッシが2得点を決めて、3-0で完勝した。

カタルーニャ独立投票に揺れるスペインで、州都バルセロナは一際激動の1日を過ごしていた。バルサは試合開催の中止をLFPに要請していたが、最終的に通常より1時間近く遅いキックオフ20分前ほどに先発メンバーを公式発表し、試合は苦渋の判断で無観客で行われることとなった。

試合は異様な雰囲気でキックオフを迎えた。9万9,000人以上を収容するカンプノウに観客は1人もおらず関係者と警備員のみがピッチを囲んだ。試合開始前のイムノ(バルサの応援歌)はいつもの観客による大合唱などなく、無残にスタジアムに響き渡った。

試合開始とともにピッチには選手の掛け声のみが響き渡り、両チーム共にインテンシティの上がるような状況ではなかった。試合序盤はバルサが若干攻め込むものの、中盤になりラス・パルマスがバルサゴールに迫る。しかし、フィニッシュが弱くバルサはゴールを守りきる。
前半終盤を迎えても両チーム均衡を破れずにハーフタイムを迎えた。

フラストレーション溜まるバルサは前半だけでイエローカード4枚の始末。

中盤が機能していなかったバルサは、監督バルベルデが後半に入る前に中盤の入れ替えを判断。パウリーニョとビダルに代えてラキティッチとイニエスタを投入。

交代の効果は抜群で、後半開始早々にメッシがFKで枠を捉える。ゴールとはいかなかったものの、48分に再びラキティッチが強烈なシュートでラス・パルマスを襲う。

そして49分、バルサが先制。右のコーナキックにセルヒオ・ブスケツが頭で合わせて先制ゴールを決めた。(1-0)

70分、バルサが追加点。デニス・スアレスのスルーパスにメッシが抜け出すと、華麗にGKをかわしてボールをゴールに運んだ。(2-0)そして、ピッチに乱入者出現で試合が一時ストップ、警備員7人がかりで取り押さえた。

77分、バルサが勝利を決定づける3点目。ゴール前でメッシからラキティッチ、ラキティッチからスアレス、そしてスアレスからメッシと、流れるパスワークで相手DFを抜き、メッシが最後は落ち着いてネットを揺らした。

84分、バルサはイニエスタに代えてアンドレ・ゴメスを投入。イニエスタはベンチに戻らず控え室へ直行した。故障が心配される。

試合はその後、終了のホイッスルを迎えた。

一方、カタルーニャ自治州の独立投票の影響でセキュリティ面での心配がされていたが、内務省によると、国家警察と治安警備隊員は1日日曜日に、カタルーニャで79の投票所を閉鎖したという。(バルセロナ:34、タラゴナ:17、ジローナ:13、ジェイダ:9)

治安部隊は3人を当局への襲撃、不服従の容疑で逮捕した。その内の1人は未成年だった。
内務省の発表によると、現時点で軽傷を負った治安部隊は11人に上る(警察:9、治安警備隊員:2)。

FCバルセロナの先発メンバーは以下の通り。
■GK
テア・シュテーゲン

■DF
セルジ・ロベルト
ピケ
マスチェラーノ
アルバ

■MF
パウリーニョ
ブスケツ
デニス・スアレス

■FW
ビダル
メッシ
ルイス・スアレス