29日、中国のポータルサイト・今日頭条に、2020年に中国の結婚できない男性が3000万人となり社会不安の要因となるとする記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年9月29日、中国のポータルサイト・今日頭条に、2020年に中国の結婚できない男性が3000万人となり社会不安の要因となるとする記事が掲載された。

統計によると、中国には結婚できない男性が現在2000万人いるという。しかし、2020年には3000万人を超えると言われており、これが社会不安の要素となると記事は指摘した。

その理由について記事は、心理学的な観点からすると、人の心理状態の安定と欲望が満たされることとには一定の関係があるからだと分析。例えば、衣食は生きるために必要なことであり、これが満たされないと情緒に大きな影響を与えると指摘した。

そのうえで、男性が多過ぎると性的暴行などの事件が増える傾向にあることが、多くの国の研究によって明らかになっていると主張。伴侶を見つけられない男性は自尊心が大きく傷つけられ、家族や社会からの圧力も独身男性の心理的な状態に影響を及ぼすと論じた。

さらに、男性も女性も長期間独身の状態だと攻撃性が増すと記事は分析。この攻撃性とは身体的な暴力に限らず、人間関係などにおいて問題が発生するという。例えば、結婚したくてもできない状態が続くと、自尊心が低下し、逆に思い上がったり、意固地になったりするなどの心理現象が現れるとした。

これに対し、中国のネットユーザーから「国は独身男性が恐いだろうな。気にかかるものが何もない人が一番恐ろしい」、「大勢の独身男性が騒ぎ出したら社会が不安定になり、統治が難しくなるからな」などのコメントが寄せられた。

また、「独身男性が増えたというより、女性の物質に対する要求が高くなったのだ」、「昔の結婚は一生続く関係だったが、今では半年で離婚だ。まだ結婚していない俺たちはこれを見て結婚という墓場に行きたいと思うだろうか」という意見もあって、独身である理由はさまざまなようである。(翻訳・編集/山中)