ハンブルガーSVの伊藤 photo/Getty Images

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ハンブルガーSVのサポーターも驚いたのではないだろうか。30日に行われたブレーメン戦には前節のレヴァークーゼン戦でデビューを飾ったばかりの日本人MF伊藤達哉の名がスタメンに入っていた。いきなりのスタメン抜擢に戸惑ったサポーターもいるかもしれない。

しかしその戸惑いは歓声に変わった。伊藤は左サイドからドリブルでチャンスを演出。18分には左サイドでテオドール・ゲブレ・セラシエを完全にぶち抜いてクロスを入れるなど、印象的なプレイを披露した。右足でドリブルをしながら、急に左足のアウトサイドで縦に突破するなどアイディアも独特だ。まだ20歳と若いことを考えれば今後のさらなる成長が期待できる。

ブレーメンのDFもファウルなしで伊藤を止められない場面もあり、このパフォーマンスに独『Deutsche Welle』は「スタメン出場したイトウは輝いていた。彼はブレーメン守備陣にとって悪夢だった。ブレーメンのDFロバート・バウアーは彼のことを忘れることができないだろう」と称賛している。

伊藤は柏レイソルのユース出身選手で、2015年よりハンブルガーSVに加入。U-23のチームで技を磨いてきた。初のスタメン出場となった今回のブレーメン戦では本人もトップリーグの激しさに驚いたようで、52分には足をつってしまった。まだ90分間ハイレベルなパフォーマンスを維持するのは難しいようだが、今後に期待が持てる逸材なのは間違いない。

同メディアは「この試合でハンブルガーSVのサポーターは小さな日本人ウインガー伊藤のことを記憶したことだろう」と伝えており、突如現れた新星アタッカーとして大きな注目を集めたようだ。