リヴァプールを率いるクロップ photo/Getty Images

写真拡大

ブレンダン・ロジャースからユルゲン・クロップに指揮官が交代した時、リヴァプールには特別な期待感があった。クロップはドルトムントで大きな成功を収めた指揮官で、展開するフットボールも攻撃的で面白いと評価されていたからだ。しかし、今のリヴァプールがプレミアリーグを制する姿を想像するのは難しい。

英『Daily Mirror』によると、かつてリヴァプールで指揮官を務めたこともあるグレアム・スーネス氏はクロップの戦い方でプレミアを制するのは限りなく難しいと主張している。リヴァプールは1989-90シーズンを最後にプレミアを制することができていないが、それはクロップ政権でも続くだろうとの見解だ。

「何人かの指揮官は攻撃的なフットボールに憑りつかれている。クロップもその1人だ。だが、それで優勝できるだろうか?通常はそうではない。グアルディオラが率いたバルセロナはそうしたチームだったが、あれはフットボール史上最高のチームでもあった。あれが繰り返されるとは考えられない。もちろんプレミアリーグでもだ」

「必要なのはバランスだ。優勝するチームは必要な時に攻撃的にプレイすることができ、ビッグゲームでは実用的な戦い方で結果を得ることもできる。クロップはハイプレスを仕掛け、ボールを支配することを望んでいる。だが選手たちは最終的にそのアプローチによってフィジカル面でツケを支払うことになるのさ。私はクロップのスタイルでプレミアを制することができるか確信が持てないよ」

リヴァプールは今夏にスピードスターのモハメド・サラーを加えたこともあり、とにかく縦に速いフットボールを展開している。しかし時折ゲーム展開がハイテンポすぎることもあり、不必要なボールロストから守備の欠点が露見してしまうケースも目立つ。クロップはプレミア制覇を1つの目標に掲げていたが、今のやり方で実現する日はくるのか。