香川とヤルモレンコ photo/Getty Images

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日本代表MF香川真司と今夏ドルトムントに加わったMFアンドリー・ヤルモレンコはプレイの感覚が合っているのかもしれない。

2人は30日に行われたアウグスブルク戦でそれぞれ1ゴールずつ決めたが、香川の美しいループシュートをアシストしたのはヤルモレンコだ。ヤルモレンコは右サイドに流れたオバメヤンからマイナスの折り返しを受けると、それをダイレクトで香川に優しいパスを流している。そこから香川はダイレクトでループシュートを放っており、一連の動きは流れるようだった。

ヤルモレンコもこの日アイディアのあるヒールキックでゴールを決めており、地元紙『Ruhr Nachrichten』は2人のことを天才と称賛している。

2人が繋がったのはこの試合だけでなく、以前チャンピオンズリーグのトッテナム戦では香川の落としのパスからヤルモレンコがダイレクトシュートを決めている。右サイドから中にカットインしてくるヤルモレンコとインサイドハーフを務める香川のビジョンには似たところがあるのかもしれない。

思えば昨季ドルトムントでブレイクしたウスマン・デンベレ、クリスティアン・プリシッチといったアタッカーには驚異的なスピードがあり、彼らは積極的に縦へ仕掛けていくタイプのアタッカーだ。ヤルモレンコはバルセロナに移籍したデンベレの後釜ということにはなっているが、より技巧派でタイプは全く異なる。この試合でも中盤から上がってきた香川の姿がよく見えており、これはデンベレにはなかった能力とも言える。

ヤルモレンコと香川の天才技巧コンビは今後も魅力的なプレイを披露してくれるのか。香川にとっても前線で呼吸の合う選手がいればポジション確保へ大きな強みとなるはずだ。