30日、中国メディアの環球網が、韓国メディアの報道を引用し、中国の格安航空会社が韓国市場へ進出する見込みだと伝えた。写真は仁川空港。

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2017年9月30日、中国メディアの環球網は、韓国メディアの報道を引用し、中国の格安航空会社(LCC)が韓国市場へ進出する見込みだと伝えた。

韓国航空大学の教授によると、数年以内に中国の格安航空会社が韓国市場へ参入する見込みだという。そうなった場合、韓国の航空会社はし烈な価格競争に見舞われ、生き残るのが難しくなるかもしれないと指摘した。韓国のLCC各社は、レガシーキャリアと比べても価格的にそれほど大きな違いはなく、本当の意味での格安航空会社とは言えないからだという。

中国の航空業界は、ASEANの10カ国とオープンスカイ協定を締結後、東南アジア諸国のLCC市場は徐々に中国がシェアを奪いつつある。しかし、オープンスカイ協定を結んでいない国では、自由に新規路線を開通させることができないため、韓国市場進出にはオープンスカイが大きな問題となっているとのこと。

2006年に、韓国は中国山東省及び海南省とオープンスカイ協定を締結している。当初は韓国の航空会社が市場を独占していたものの、2008年からは中国の航空会社が価格競争力によってシェアの60%を占めるようになった。韓国の業界関係者は、「韓国の航空会社は競争力を高めなければ、今後は海外の航空会社との競争に勝てないだろう」と指摘しているという。(翻訳・編集/山中)