DF
6 遠藤 航 6.5
ファールだったかもしれないが、1失点目の直後にボールをかっさらわれてピンチに。だが、そこでジャッジの基準を判断したのか、60分に激しいチェイシングからボールを奪い、そのまま攻めあがって興梠の追加点をアシストした。
 
22 阿部勇樹 5.5
冷静な対応でカバーリングが光る。キャプテンとして周りに声を掛けながら、ラインコントロールもした。しかし、2失点目はクリスランに競り負けた。
 
2 マウリシオ 6
ミスもあったが上質なビルドアップを披露。守備でも阿部と連係しながら、相手の1トップに起点を作らせなかった。
 
5 槙野智章 5.5
ハイボールの競り合いで強さを見せた。ダイアゴナルのロングフィードは良かったが、1失点目の柏木とのパス交換は中途半端だった。
 
MF
16 青木拓矢 6
アンカーとしてたくさんボールを受けてゲームを組み立てた。機を見て上がっては、攻撃に厚みをもたらした。
 
9 武藤雄樹 6.5
前線でスプリントを繰り返し、攻撃を活性化させた。67分に裏に抜け出して得たシュートチャンスは逃したが、82分には的確なパスでR・シルバの得点をアシスト。
 
10 柏木陽介 6(61分OUT)
26分、FKのチャンスで一度相手を揺さぶってから、正確無比なキックで興梠のゴールをアシスト。しかし、不用意なパスミスから後半序盤の失点を招いた。
MF
8 ラファエル・シルバ 6.5(89分OUT)
序盤はボールタッチが落ち着かず、ミスが散見。それでも、時間が経つにつれてリズムに乗ると、中寄りにポジションをとって攻撃に絡み、巧みな動き出しからダメ押し点を挙げた。
 
7 梅崎 司 6
攻守の切り替え、球際の頑張りからは強い気持ちが伝わってきた。ただ、試合の流れに吞まれ、消える時間もあった。
 
MAN OF THE MATCH
FW
30 興梠慎三 7(74分OUT)
ヘディングでの2ゴールは、ポジショニング、技術ともに秀逸。1トップで孤立することも多かったが、なんとかタメを作っていた点も評価できる。
 
交代出場
MF
15 長澤和輝 5.5(61分IN)
交代でピッチに入ると、豊富な運動量で守備に奔走。攻撃では技術の高さを見せたが、無難なプレーに終始した。
 
DF
21 ズラタン 6(74分IN)
興梠に代わって1トップに入り、的確なポストプレーで貢献した。
 
FW
13 高木俊幸 ―(89分IN)
わずかな時間だったこともあり、目立った活躍も出来ないまま終わった。
 
監督
堀 孝史 6
ACLから中3日で難しいゲームだったが、交代枠を使いながら、なんとか白星を手にした。柏木の「早い交代は助かった」という言葉からもマネジメントは評価できる。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)