[10.1 J2第35節 東京V3-1町田]

 東京ヴェルディはホームでFC町田ゼルビアを3-1で下し、8月27日の愛媛戦(○3-0)以来、5試合ぶりの白星を挙げた。町田は5試合ぶりの黒星で、4戦勝ちなし(3分1敗)となった。

 2012年に町田がJ参入を果たしたのを機に始まった“東京クラシック”と呼ばれるダービーマッチ。これまで通算成績は2勝1分2敗となっており、互いに負けられない一戦となった。

 J1昇格プレーオフ進出に向けて負けられない9位の東京Vは前節の名古屋戦(●1-4)から先発3人を変更。MF高木善朗が9試合ぶりのスタメン入りを果たした。町田は前節の徳島戦(△2-2)から2人を変更。前節で負傷交代したDF深津康太に代えてDF金聖基、出場停止だったMF井上裕大も復帰した。

 先制点は思わぬ形から入った。東京Vは前半12分、FW安在和樹の縦パスを受けたFWアラン・ピニェイロが右サイドからクロス。中央の味方には合わなかったが、町田DF大谷尚輝のクリアボールが自陣ゴールネットを揺らしてしまい、東京Vがリードを奪った。

 さらに東京Vは前半23分、右サイドでロングボールを受けた安在が利き足の左に持ち替えてゴール前へ鋭いクロス。ニアサイドで待っていたアラン・ピニェイロが右足で技ありのボレーシュートを流し込み、今季15得点目となる追加点を奪った。

 2点のリードを奪った東京Vだが、前半34分、アラン・ピニェイロが町田陣内で足を滑らせてコントロールミス。ボールを拾った安在のバックパスが町田FW中島裕希に渡ってしまう。しかし、中島がフリーで放ったシュートはわずかにゴール左へ外れ、東京Vは難を逃れた。

 町田は前半42分、MF平戸太貴の左CKから混戦の中、ハイジャンプを見せた190cmのDF増田繁人がヘディングシュート。ゴールネットを揺らしたが、主審はファウルの判定。町田の選手たちは猛抗議を見せたが、判定は変わらなかった。

 東京Vは後半立ち上がりの1分、いきなりチャンスをつくる。高木善の浮き球に抜け出したDF安西幸輝が左サイドを抜け出すと、そのままドリブルでゴール前へ。PA内にはFWドウグラス・ヴィエイラとアラン・ピニェイロが待っていたが、自らシュートを選択し、増田にブロックされた。

 すると後半8分、東京Vがさらにリードを広げる。右CKから安在が左足でインスイングのボールを蹴り込むと、中央でDF畠中槙之輔がヘディングシュート。昨季は町田への期限付き移籍で出場機会を積み、今季は町田との前回対戦(6月25日、○4-2)でも得点していた22歳のセンターバックが今季2得点目を叩き込んだ。

 一方の町田は後半19分、MF戸高弘貴とFW遠藤純輝を同時に投入し、打開を試みる。すると同32分、左サイドを突破したDF松本怜大が中央にグラウンダーのクロスを送り、ニアサイドに走り込んだ遠藤がダイレクトでゴールネットを揺らした。

 さらに後半38分、町田はFW鈴木孝司が右サイドの角度のないところからクロスを上げ、ニアサイドで遠藤が合わせたが、柴崎が立ちはだかる。同41分にはMF吉濱遼平を投入し、オープンな展開の中で2点目を狙いにいったが、カウンターから東京Vにチャンスをつくられる場面もあり、1-3のままタイムアップを迎えた。


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