弱った胃腸は温野菜で体の中から温めるべし(写真/アフロ)

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 秋の気配が強くなってくると、ムクムク湧いてくるのが食欲だ。季節の変わり目は体調を崩しやすいものだが、旬の野菜を上手に摂ることで、健康的に過ごせるのだという。では、何をどう食べればいいのだろうか? “漢方医療のご意見番”・丁宗鐵さんオススメの秋野菜の食べ方について聞いた。

「秋の体調不良の主な原因は、夏の間に冷たいものを食べすぎた結果、胃腸が弱っているところにあります。胃腸が虚弱で体力がない人は、体を温める作用を持つ、秋の根菜類を中心に食べること。ただし、生野菜は体を冷やしてしまうので、かならず加熱を。そのまま蒸す温野菜やおでんなど、煮炊きするのもいいですよ」

 大根は消化酵素を多く含み、生で食べるといいといわれるが、胃腸が弱っているときにはNG。加熱すると、胃にやさしく作用する。また、野菜の栄養は、皮のあたりに集中している。できるだけ皮をむかずに調理をすると、栄養を逃すことなく、加熱による損失も抑えられる。

【根菜せいろ蒸しのレシピ】
【1】れんこん、かぶ、大根、さつまいも、山いもなど、好みの野菜をぬるま湯でよく洗って土や農薬を落とし、皮をむかずに食べやすい大きさに切って、せいろに並べ入れる。
【2】鍋に湯を沸かし、沸騰したら、上にせいろをのせ、中火で約20分野菜に火が通るまで蒸したら、塩などをつけて食べる。

(注:せいろがない場合は、耐熱容器に【1】の野菜を並べ、ふんわりラップをしてレンジで7〜8分加熱して。その時、クッキングペーパーを濡らしてかぶせるとふっくら仕上がる。)

※女性セブン2017年10月12日号