得点ランク首位の興梠2発などで浦和が仙台撃破! ダメ押し弾のR・シルバは2ケタ到達《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第28節のベガルタ仙台vs浦和レッズがユアテックスタジアム仙台で行われ、3-2で浦和が勝利した。

▽ここまで10勝5分け12敗で12位につける仙台(勝ち点35)と、12勝5分け10敗で7位につける浦和(勝ち点41)が激突した。前節のセレッソ大阪戦を4-1で勝利して2戦ぶりの白星を飾った仙台は、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更。契約上の理由により出場ができない浦和から期限付き移籍中の石原に代えて野沢を起用した。

▽一方、前節のサガン鳥栖線を2-2のドローで終え、2戦連続引き分け中の浦和は、27日に行われたAFCチャンピオンズリーグ準決勝第1戦の上海上港戦(1-1のドロー)から先発メンバーを1人のみ変更。長澤に代えて梅崎を起用した。

▽前回対戦時は7-0で浦和が大勝したこのカード。試合は立ち上がりからアウェイの浦和が積極的に敵陣へと迫るが、時間の経過とともに仙台も応戦し始める。組織的なディフェンスから浦和のパスミスを誘い、ボックス付近への侵攻を許さない仙台は13分、敵陣中央から三田が左足でミドルシュートを放つが、これはゴール右に外れる。

▽対する浦和は19分、ボックス付近中央での浮き球を青木がヘディングでボールをゴール前に送る。一度は相手DFにクリアされるも、ボックス右へのセカンドボールを再び青木が頭で折り返す。これをゴール前右のラファエル・シルバが右足で合わせたが、相手の懸命なディフェンスに阻まれた。

▽次第に浦和がペースを引き寄せると25分、前回対戦時にハットトリックを達成した男のゴールで先制する。敵陣中央左でFKを獲得すると、柏木はボックス左外の梅崎へのパスを選択。これを柏木が梅崎からリターンを受けてクロスを供給し、ボックス中央の興梠が頭でゴール右へと流し込んだ。

▽このゴールで勢いに乗る浦和は29分、ボックス左での混戦から梅崎が抜け出してシュート。GK関が弾いたボールに興梠が反応して頭で合わせるが、押し込むことはできない。

▽前半のうちに追いつきたい仙台は前半終盤に攻勢を強めてボックス付近まで侵攻するが、引き気味に守る浦和に苦戦し、いい形でシュートを打つことができない。

▽1-0で試合を折り返すと、1点ビハインドの仙台が早い時間帯に同点に追いつく。49分、浦和のビルドアップにプレスをかけた三田が敵陣中央手前あたりで柏木のパスをカット。そのまま持ち上がりボックス手前から左足を振り抜いてゴール右隅へと突き刺した。

▽試合を振り出しに戻した仙台は直後に逆転のチャンス。50分、中野がボックス左へ侵攻し、中央に折り返す。これを走り込んだ野津田がスルーしてパスを受けた西村がシュート。一度はマウリシオにブロックされるも、ボックス中央やや右にこぼれたボールを西村が再び右足で合わせる。しかし、これが右ポストに嫌われてしまう。

▽嫌な時間帯が続く浦和だったが、60分に勝ち越しに成功する。敵陣中央右で遠藤がボールを奪い、ラファエル・シルバとのパス交換からボックス右に侵攻してクロス。これを興梠が相手DFの前にうまく入り込んでヘディングでゴールに押し込んだ。

▽このまま仙台を畳みかけたい浦和は68分、最終ライン右サイドからのフィードがボックス右に流れると、走り込んだ武藤が右足でシュート。しかし、これはGK関にかすかに右手で触れられわずかにゴール左へと外れた。

▽終盤に差し掛かると、仙台が蜂須賀とクリスランを同時に投入して攻勢を強める。しかし、浦和はこれを辛抱強く耐え続けてダメ押しのチャンスを街づつける。迎えた82分、敵陣中央右からラファエル・シルバがドリブルで中央へと切れ込み武藤に預ける。ボックス内へのリターンパスを右足で落ち着いて流し込んだ。

▽試合を厳しくされた仙台は、クリスランをターゲットにワイドから幾度となくボールを放り込む。すると88分、左サイドの中野のクロスをボックス中央のクリスランが頭で合わせて1点を返したが反撃はここまで。仙台に競り勝った浦和がリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った。