洞窟に一人閉じ込められた学生

写真拡大

大学生が度胸試し、あるいは親交を深めるために、洞窟や鍾乳洞などに探検しに行くことは世界でもよくあることなのかもしれない。そして、一人だけ洞窟に残されてしまうこともまた……。

米紙ニューヨーク・タイムズや英紙デイリー・メールなどによると、インディアナ大学の新入生ルーカスさんは、熱狂的な洞窟ファンとして大学の洞窟探検サークルに入部。日曜日にサークルの10数名とサリヴァン洞窟へと出かけたのだが、どうしたわけか一人になってしまい、出口へ向かうも封鎖されてしまっていた。

携帯電話も通じず、もしかしたらと思い大声を上げるも声は届かない。死を身近に感じ、遺言を電話に残すなど精神的には追い詰められながらも、持っていた服のビニールや携帯電話のカバーで雨水を集めたり、壁の水滴を舐めたりと生きようとする試みは続けた。

一方、両親は息子が帰ってこないことを案じ警察に届けると、高校の頃の友人が、ルーカスさんが昔所属していた民間の洞窟探検部に連絡。その代表が日曜日にサリヴァン洞窟に何人かが訪れたという情報を見つけ出し、すぐさま直行。洞窟で倒れていたルーカスさんを救出した時は閉じ込められてから58時間が経過していたという。

なぜこうした事態が起きたかについて、サークルは大学のウェブサイト上で「リーダーシップが欠けていた」とコメントを出したが、詳しい事情は判明していないようだ。

ネットでは「大学に入る頭があって数を数えられない? そんなことはない」「なんらかのイジメだったのでは」「数学クラブも連れていこう」「もし彼が死んでいたらピエロに化けて次々とクラブの人間を殺しに来ていたはず」「普通、人数確認はするだろ…」といった反応が寄せられている。