ギリシャ・アテネで行われた重量挙げの大会で試技に臨む出場選手(2003年12月9日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国際ウエイトリフティング連盟(IWF)は30日、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で採取された検体の再検査で、少なくとも3件以上のドーピングが確認されたロシアや中国などに対し、今年11月に予定されている世界選手権(2017 IWF World Championships)への出場を禁止した。

 IWFから1年間の資格停止処分が科され、米カリフォルニア(California)州で開催される世界選手権への参加を禁止されたのは、ロシアと中国のほかにアルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、モルドバ、カザフスタン、トルコ、ウクライナを含む全9か国となっている。

 国家ぐるみでドーピングを行っていたとして批判を浴びているロシアにとって、今回の決定は新たな衝撃となった。2016年のリオデジャネイロ五輪でも参加を禁じられたロシア代表監督は、同国の通信社Rスポーツ(R-Sport)に対して「今回の決定が正当なものにはみえないし、理解できない」とコメントした。

 ロシア代表コーチも「どんな権限があってこのような処分を下すのだろうか。なぜ彼らはわが国の重量挙げの発展を阻害しようとするのだろうか?われわれは体制を刷新し、罪を犯したものは組織から去った。それにわれわれは一週間に60回のチェックを受けている」と主張した。

 中国の重量挙げ選手は、今回の処分により2018年のアジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)への出場も禁じられている。
【翻訳編集】AFPBB News