気を引き締める清水FW鄭大世…次節、ダービーも「お祭り騒ぎをしている場合ではない」

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明治安田生命J1リーグ第28節が9月30日に行われ、NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャと清水エスパルスが対戦した。試合は0-0で引き分け。試合後、清水のFW鄭大世がゲームを振り返った。

この試合を終えた時点で清水は勝ち点29の13位。同時刻に開催された試合で16位のヴァンフォーレ甲府が勝利を収めたため、降格圏となる16位との差は4から2に縮まった。こうした状況を踏まえつつ、鄭大世は「前半戦、積み重ねた勝ち点があるので、僕らは(勝たなければいけない、というより)積み重ねればいいという状態。今日は守ると割り切っていたので、守備でバテて、攻撃の質が下がったのは仕方がないと思う。失点をしないことが一番大事だと思うので、勝ち点1を積み重ねることは価値のあること」と評価した。

ゲームではリーダーシップを発揮して、「喉が腫れるくらい」周りの選手へのコーチングを行った。「僕がだいぶ怒鳴り散らしていたので。CKがこれだけ多かったのに失点をしなかったのは、少なからず要因の1つだと思う」と胸を張る。

終盤、大宮の猛攻が続いたが、「(これまでは)相手が攻めに出てきた時に失点をしてきたので、今日は身体を当ててブロックを作って、ゼロで抑えた。確実に自信になる。変に色気を出して攻撃に出たところで失点をするというのがパターン。今日はワンチャンスを生かして勝ち点3を取れたらベストだったけど、最低限の結果。次につながる結果を得られた」と納得の表情を浮かべた。

清水の次戦は10月14日のジュビロ磐田戦。「静岡ダービーということで注目が集まると思いますが、僕たちはお祭り騒ぎをしている場合ではない。相手は上を目指していて、僕らはギリギリのところで戦っているので。勝ち点を積み重ねられればいいと思うし、勝てたらなおさらいい。次で流れが変わると思います」と、ターニングポイントとなり得る次戦へ意気込んだ。