松山英樹【写真:Getty Images】

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海外でベールに包まれがちな“素顔”特集…「知られざる強さ」と称賛されたものは?

 男子ゴルフの世界ランキング3位・松山英樹(レクサス)は今季米ツアー3勝を挙げ、年間最優秀選手(MVP)候補に選出されるなど、充実のシーズンとなった。そんな25歳の注目は日本のみならず、世界でも増すばかり。来月行われるHSBCチャンピオンズの大会公式サイトは「マツヤマの秘密」と題し、海外メディアにとってはベールに包まれがちな“素顔”を特集している。

 松山は米ツアー本格参戦4年目のシーズン。充実一途となった。ツアー3勝を挙げ、全米プロゴルフ選手権ではサンデーバックナインを首位で迎えるなど、世界のトップ選手と互角以上のプレーを披露。レギュラーシーズンをポイントランク1位で終え、世界ランク3位にふさわしい結果を残した。

 HSBCチャンピオンズの大会公式サイトは「マツヤマの秘密」と見出しを打って特集した。今季躍進した25歳に「人々は彼のことをより知りたくなったことだろう」と注目。コースを離れた松山のパーソナルな部分にスポットライトを当てている。

 最初に取り上げたのは今年1月に結婚し、今は子供を持つ父親であること。記事では「『いったい、なぜ我々に教えてくれなかったんだ?』とジャーナリストたちは声を揃えて尋ねたが、マツヤマはさっぱりした表情で『誰にも聞かれなかったから、自分から言う必要はないかなと思っていた』と答えた」と、朴訥とした松山らしいキャラクターを紹介している。

 さらに、松山の学生時代の文武両道にも注目している。

実は迷信深い? 体調管理で魚料理の摂取を徹底…「ぶれない強さは細部に浸透」

 明徳義塾高から東北福祉大に進学。記事では「ゴルフと勉強との両立を徹底していた」と記し、本人が「僕がプロとしてキャリアを重ねていくことができるかもしれないと信じ始めたのは、大学生活があったからこそです」と語ったことを伝えている。さらに「実は迷信深い」として連覇がかかった大会でゲンをかつぎ、以前と同じ黄色のズボンを着用したエピソードも紹介した。

 そして、「彼の知られざる強さ」として伝えたことは、体格面のみならず「ハートがとても強い」ことだ。体調面のコンディション調整のため、魚料理の摂取を徹底していることを伝え、「ぶれない彼の強さは細部にわたって浸透している」と分析している。

 記事によると、2014年にタイトルを手にした時、伝説の名手ジャック・ニクラウス氏は「真の世界的な名手が誕生した瞬間を目にしたと思う。彼はこれから多くのタイトルを勝ち取るだろう」と話したという。その予言は的中し、優勝を重ねた。記事は「ショットの力強さと同じくらいに心の強さが際立っていた」と称賛している。

 現在、プレジデンツカップに参戦中の松山はプレーオフ以降、不振にあえいだが、こうしてキャラクターまで注目を浴びるのは世界の一流プレーヤーであることの裏返し。今季の収穫と課題を糧にして、さらなる飛躍を期待したい。