サバサバ女子、ゴシップガール…会社の「キャラ系女子」がハタ迷惑な件

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 最近、テレビで大活躍の小倉優子さん。いまでは夫の不貞を乗り越えた「頑張っているシングルマザー」という印象ですが、かつては「こりん星キャラ」を自称してアイドル活動していたことでおなじみです。アナタの近くにも「自称キャラ系女子」っていませんか? そしてそれは、周囲に迷惑をかけている人だったりします。例えばこんな感じで……。

■噂話大好き「自称ゴシップガール」(30歳・製造)

 経理部の部長と総務の新人がデキてるとか、あの部署の人は辞めたがっていて他社の面接を受けてるとか、会社内の噂話にやたら詳しくて、それをベラベラと人に話すのが大好きな同僚。取引先の専務が「本格的なインドカレー屋」に連れて行ってくれたときのこと。実はその前の月にインドに旅行に行っていて「さんざんカレー食べたんだよなぁ」と思いつつも、「こんな美味しいカレー初めてです!」と話していたんです。それで専務もご満悦そうだったのに、同席していたR子が突然、「実はこの子、先月インドに旅行してるんですよ」って。なんで知ってるのかも驚いたけど、よりによって今、言わなくても……。それまで得意げにカレーうんちくを語っていた専務も気まずそうでした。

■思ったことは言う「自称サバサバ女子」(26歳・IT)

「今日のコーディネイトは色がバラバラですよ」「それじゃあ無造作じゃなくて寝癖」「この企画書、絶望的につまらないから書き直せば?」などと、言いたいことは言うのがポリシーのS美。男性社員にもズバズバ言うので、一緒にいて楽しいこともあるんですけど、パスタ屋に行くと大抵、食べながら「私が作ったほうが美味しい」と言うのが、結構恥ずかしいです。

■戦略的休憩「自称効率重視女子」(31歳・広告)

 調べ物をしていたらいつの間にか関係ないサイトを読み込んでいたり、トイレが異様に長かったりと、要は気が散りやすいから仕事が遅いN。仕事が遅れているのに「あー、いまやっても効率悪いから休憩!」と言って、カフェに行っちゃったり、「気分転換!」と称してスマホゲームをしちゃったりと問題児なんです。ところが本人は「効率よく働いてるだけ」と言い張っている。

 こんな「キャラ設定女子」たちは、周囲のトホホな気持ちなどどこ吹く風。せめて自分が被害者にならないように気をつけながら、傍観して楽しむのが最善策のようです。

(西郡真美子)