番組のMCを務める池上彰/(C)TBS

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10月4日(水)夜11時56分から「池上彰と“女子会”」(TBS)が放送される。女性たちが抱える“結婚”にまつわる悩みを池上彰にぶつけるリアルトークバラエティーで、日本や世界が抱える数々の問題を分かりやすく解説してきた池上が、今回“女性”の問題に特化した解説に初挑戦する。

【写真を見る】小倉優子は「すごい反省がたくさんあります」と収録で感じたという

番組収録後、MCの池上とゲストの小倉優子、藤田ニコル、堀田茜、江上敬子、誠子、瑛茉ジャスミンが囲み取材に応じた。

――女性に囲まれての収録はいかがでしたか? また、女性の方の意見を聞いていかがでしたか?

池上:本当に初めてのことだらけで、冷や汗をかきました(笑)。やっぱり今の若い人たちがどんな悩みを持っているのかなと。それは古今東西、どこでも共通するもあれば、今の日本だからというものもあるのかなと思いましたね。

それこそ、イケメンの貧乏人がいいかブサイクのお金持ちがいいかなど、世界中どこでもある話だからこそ答えが出ない問題だと思います。

一方で、女性の社会進出という点でいうと、昔とずいぶん違うんだよというのは今のテレビを見ている若い人たちの激励にもなるのかなと。

――印象的な意見はありましたか?

池上:それぞれ皆さん印象的でしたよ。(進行アシスタントの)陣内智則さんが「美人だから得だと思ってるんでしょ?」とかいろいろいじってツッコんでいましたが、それに対する女性の反応が面白かったです。「そんなことないです!」って言いながら、内心は胸を張っていたりね(笑)。その微妙な感情を、オンエアで見ていただきたいですね。

――女子会を終えて、結婚や結婚生活に対する意識は変わりましたか?

藤田:(イケメン貧乏の方がいいという)自分の意志は変わらないですね! 愛があればいいし、お金にこだわらなくていいかな。みんなに合わせる必要はないのかなって。

池上:自分の考えを改めて裏付けられたとか、この考え方でよかったんだとか、確認するのもこの番組ですからね。

江上:ゆうこりんはずっと神妙な顔をして聞いてましたね…。

小倉:私は今回すごい反省がたくさんあります。江上さんのように夫婦の時間だったり、思いやりを持って接してたら違ってたのかなとか思っちゃったんですけど、これから結婚する方は、最初の意識を高く持って結婚していただきたいなと思いました(笑)。

誠子:私は、池上さんの意見を参考にしてフランス人と結婚します(笑)。フランスに行きます!

堀田:私はもうすぐ25になるので、結婚というキーワードにすごく敏感になっているんですけど、この収録でデータとかを見ながら結局は中身が大事なんだなって改めて思いました。日本人は海外に比べて、女性はどうあるべきとかあまりなくて私もそうだったんですけど、女性が生きやすい社会になるために、フェミニストの考えを意識してニュースを見るようにしたりとか、そういう意識が変わりました!

江上:真面目だな! 真面目じゃない意見も聞かせて!

瑛茉:結婚式だけ挙げたーい(笑)。

――池上さんの意外な姿など、新たな一面は発見できましたか?

江上:アメとムチが半端ないです(笑)。女性を持ち上げてくれているのかなって思ったら、ビシッとわれわれのことを叱ってくれて。女性の悩みは鼻で笑われるのかなって思ってたけど、こんなにしっかり答えてくださるんだなってびっくりしました。

藤田:はっきり言ってくれる男性はいいなって思いました!

瑛茉:ちゃんとみんなの目を見て話してくれて、授業みたいだった!

――そんな声を聞いて、池上さんいかがですか?

池上:私が就職活動してたころ、あるいはこの年齢だったころに比べて今の彼女たちがいかに日本の中で恵まれた立場にいるのかってことに、みんな気付いていないなと。今も、もちろんいろんな問題はあるんだけど前に比べたら相当よくなってきたということを知れば、これからさらにいろいろ良くなるんじゃないかと思います。そういう勇気が与えられるんじゃないかと思いますね。

――女性の幸せは、社会の中で重要ですか?

池上:だって、世の中に男性と女性しかいないでしょう。世の中の半分が幸せじゃなかったら、残った半分も幸せじゃないですよね。

――世の中には「レディースデー」など、逆差別みたいなこともありますが、それについて言いたいことはありますか?

池上:女性が恵まれているというのは、あくまで過去に比べて恵まれているっていうだけであって、男女の格差っていうのはいろんなところでたくさんありますから。それを少しでもなくしていこうというので、あえてレディースデーを作ったり、差別を少しでもなくすためにあえてやっているんです。現状、まだまだですよね。

“女性活躍社会”って言ってますけど、最初の段階では「女性活用社会」っていわれてたんですよ。こういうところも男目線なんです。要するに少子高齢化で、働く人が少なくなっている状況、労働力不足を解消するためにどうしたらいいか、女性をもっと使えばいい、っていう発想なんですよ。

そもそも動機が不純なんだよね。だから、そこを女性主導で変えていくっていう意識を持ってほしいなって思います。

――今回は単発番組でしたが、続けていきたいですか?

池上:知りません、これ以上仕事を増やしたくないですね(笑)。