勇気あるプレーで沸かせたFW伊藤達哉

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[9.30 ブンデスリーガ第7節 ハンブルガーSV0-0ブレーメン]

 ブンデスリーガは30日、第7節2日目を行い、DF酒井高徳とFW伊藤達哉の所属するハンブルガーSVはホームでブレーメンと対戦し、0-0で引き分けた。ハンブルガーSVのU-23チームに所属する伊藤は初先発を飾り、左サイドハーフで後半7分までプレー。左サイドバックで3試合連続の先発となった酒井は2試合連続でフル出場した。

 左サイドの縦関係で、酒井と伊藤の日本人コンビが先発出場を果たした。前半23分、CBからパスを呼び込んだ酒井はドリブルで持ち上がってワンタッチで相手DFをかわし、PA左手前から右足で強烈ミドルを放ったが、GKの正面を突いた。

 前節、ブンデスリーガ1部デビューを飾った伊藤も堂々のプレー。立ち上がりから出足鋭くボールホルダーにプレスをかけ、豊富な運動量で攻守に奔走。前半25分には後方からのフィードに一瞬で抜け出して左サイドから中に切れ込んだが、シュートを打つ前に相手DFのブロックに阻まれた。

 伊藤の見せ場は続き、前半27分、スピードある突破でPA内を縦に仕掛けると、33分には柔らかなボールタッチでマークについた相手をかわそうとしたところで後ろから倒され、相手にはイエローが提示された。

 この日は酒井も積極的に攻撃に顔を出す。前半28分にビッグチャンスを迎え、MFアーロン・ハントが蹴り込んだ左CKを待ち構えた酒井が左足ダイレクトで叩いたが、シュートはわずかにゴール右へ。前半42分には相手選手との接触から転倒し、左膝を痛がるポーズも見せたが、そのままプレーを続行した。

 スコアレスで折り返した後半6分、伊藤は右足をつったか、表情を歪めてピッチに座り込み、後半7分に途中交代。20歳の物怖じしないプレーをたたえるように、本拠地のサポーターからは背番号43に拍手喝采が送られた。

 互いに最後まで決定機を生かせず、試合は0-0の痛み分けとなり、勝ち点1ずつを分け合った。2試合連続のフル出場を果たした酒井は開幕節以来、6試合ぶりとなる無失点に貢献。チームは開幕2連勝後に続いた連敗を「4」でストップした。


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