日本人3選手に出場機会は訪れず…ラストワンプレーでフランクフルトが劇的勝利

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 ブンデスリーガ第6節が23日に行われ、長谷部誠、鎌田大地が所属するフランクフルトと浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトが対戦した。前節揃って先発出場を果たした長谷部と鎌田だったが、この試合ではともにベンチ外。シュトゥットガルトの浅野はベンチスタートとなった。

 試合は互いに相手の守備網を崩せないまま時間が過ぎていったが、前半終了間際にスコアが動く。42分にマルク・シュテンドラが入れた縦パスがシュトゥットガルトのホルガー・バトシュトゥバーの足に当たり、転がったボールがディフェンスラインの裏に抜け出したアンテ・レビッチの足元へ。そのままレビッチはGKとの1対1を制し、自身にとって2試合連続となるゴールでフランクフルトが先制に成功する。

 得点が必要になったシュトゥットガルトは、攻撃的な選手を投入してチームの活性化を図る。すると61分、途中出場した直後のシモン・テローデがコーナーキックからヘディングでゴールネットを揺らす。開幕からノーゴールという不振に苦しんでいた、昨季まで2年連続で2部の得点王に輝いているエースに飛び出した待望の今シーズン初ゴールでシュトゥットガルトが同点に追いついた。

 勢いに乗ったシュトゥットガルトが敵陣に攻め込む中、63分にテローデがシモン・ファレットにペナルティエリア近辺で倒され、一旦は主審によってPKと判定される。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって判定はFKへと覆った。だが、このプレーでファレットは一発退場に。フランクフルトは残り30分近くを数的不利で戦うことを余儀なくされる。

 その後はお互いにチャンスを掴むものの決めきれず、このまま同点で試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが訪れる。後半アディショナルタイム3分、フランクフルトがゴール正面で得たFKをゴール前に入れると、クリアされたボールがセバスチャン・アレの元へ。この浮き球に対してダイレクトで放ったバイシクルシュートがゴール隅に吸い込まれていき、劇的な一撃によってフランクフルトが土壇場での勝ち越しに成功する。

 試合はそのまま2−1で終了し、数的不利に追い込まれながら試合終了間際のプレーで勝利を掴み取ったフランクフルトが大きな勝ち点3を手にした。なお、浅野に出場機会は訪れなかった。

 次節、フランクフルトは10月14日にアウェイでハノーファーと、シュトゥットガルトは10月14日にホームで大迫勇也が所属するケルンと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 2−1 シュトゥットガルト
【得点者】
1−0 42分 アンテ・レビッチ(フランクフルト)
1−1 61分 シモン・テローデ(シュトゥットガルト)
2−1 90+3分 セバスチャン・アレ(フランクフルト)