「ラッパーや探偵など!仰天の“転職”をしたサッカー選手たち」

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先日、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが38歳にしてプロボクサーに転向する見込みだと伝えられた。

ここでは、『Squawka』による「サッカー選手引退後、驚きの転職をした10人」を見てみよう。

ボクシング:レオン・マッケンジー&カーティス・ウッドハウス

リオの参考になりそうな2人から始めよう。

マッケンジーとウッドハウスはどちらも控えめなサッカー人生をエンジョイした。前者はクリスタル・パレスのアカデミー育ちで2013年に引退するとボクサーに転向した。その後は8勝(3KO)2敗という戦績を収めている。

一方のウッドハウスは、シェフィールド・ユナイテッドやバーミンガムでプレー。2部ではそこそこよくやった。ボクサーとしてはUKライトウエルター級王者にもなり、30戦23勝(13KO)7敗でキャリアを終えた。

WWEレスラー:ティム・ヴィーゼ

ブレーメンなどでプレーした元ドイツ代表GKヴィーゼは、2014年に15年間のフットボールキャリアを終えた。

大幅に筋肉を増強した後、彼は業界リーダーのWWEと契約しレスラーになることを決意。そして、昨年11月に行われたミュンヘンのイベントでデビューした。

当然ながらルーキーとしての彼に与えられた時間は限られていたが、長期間取り組んできたトレーニングの成果を見せるには十分だった。“The Machine”と名付けられたヴィーゼは、ボディスプラッシュを見舞った後、勝利のピンフォールを決めた。

ただ、彼がフルタイムのパフォーマーに転向するのかは、まだ分からない。

【次ページ】なんと探偵に!

探偵:アルヤン・デ・ゼーウ

オランダ出身のDFデ・ゼーウ、代表経験こそなかったが、イングランドでキャリアを積んだ。ポーツマスやウィガンではプレミアリーグでもプレーした。

医学学位を取得した彼は当初医師を目指したが、その後犯罪解決の道に進んだ。

より具体的に言うと、法医学を専門とする調査探偵だ。現在は出身地のアルクマール周辺で仕事をしているそう。

ラッパー:ロイストン・ドレンテ

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フェイエで育ったドレンテは、2007年のU-21EUROで一躍ブレイクした。その活躍によりレアル・マドリーへの栄転を果たすも、その移籍は成功しなかった。その後はイングランド、ロシア、トルコなどでプレー。

自らの情熱を追い求める人間を妬むことはできないだろう。ドレンテの場合、それは音楽だった。フットボール界にうんざりしてしまったと引退を発表すると、自称ラッパーに。

【次ページ】タトゥー職人

タトゥーアーティスト:ダニエル・アッガー

自らの体にタトゥーを入れることは、フットボーラーの間では一般的だ。

ブレンビューIFやリヴァプールでプレーした元デンマーク代表DFアッガーもそのひとり。タトゥーへの情熱の証として、彼はタトゥーアーティストの資格も持っている。

アメフト:クライブ・アレン

アーセナル、トッテナム、マンチェスター・シティ、チェルシーの4クラブに所属したことのある選手は極稀だ。アレンはアーセナルでの公式戦出場こそないが、そのひとりだ。

また、彼は違う球技に転向した数少ない選手のひとりでもある。本場NFLに辿り着くことはできなかったが、NFLヨーロッパのロンドン・モナークスでキッカーとして短期間プレーした。

【次ページ】ポーカー

サイクリング:クニト・アンデルス・フォステルヴォル

母国ノルウェーの名門モルデなどで10年以上サッカー選手としてプレーしたフォステルヴォル。

怪我のために引退することになったが、ほどなくスポーツの世界に戻ってきた。サイクリング選手に転向したのだ。

ノルウェーのナショナルタイムトライアルチャンピオンシップでは、2005〜2008年まで4年連続で3位入賞を果たした。2006年と2007年にはノルウェー代表として世界大会にも出場している。

ポーカープレイヤー:トーマス・グラヴェセン&トーマス・ブロリン

趣味が高じてプロになるのは奇妙なことではない。グラヴェセンとブロリンはそれを証明している。

後者は2006年以降、『World Series of Poker』で活躍中。一方、グラヴェセンはラスベガスでプロポーカープレイヤーになるために投資することを決めた。

【次ページ】パンケーキ職人!?

パンケーキ職人:ケン・モンコウ

スリナム出身でオランダで育った長身DFモンコウ。1989年にフェイエノールトからチェルシーへ移籍。1982年以降ではイギリス連邦外から初めてチェルシー入りした選手になった。

チェルシーやサウサンプトンでキャリアをエンジョイした後に現役を引退。その後オランダに戻ると、デルフトという街でパンケーキ店をオープンした。現在は、オランダメディアやチェルシーTVで活動中。

モータースポーツ:ファビアン・バルテズ

フランス代表のワールドカップ優勝メンバーであるバルテズはスピード狂としても知られていた。なので、彼がモータースポーツ界に進出したのは自然のことだった。

F1ではないが、2014年以降バルデスはル・マン24時間レースに参戦してきた。2014年は9位、2016年は8位と悪くない成績を収めている。