日本のアニメや映画を好む中国人は多い。アニメーション映画「君の名は。」が大ヒットしたことからもそれは見て取れるが、映像やストーリーのクオリティーの高さだけでなく、作中に使用される音楽も高く評価されている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のアニメや映画を好む中国人は多い。アニメーション映画「君の名は。」が大ヒットしたことからもそれは見て取れるが、映像やストーリーのクオリティーの高さだけでなく、作中に使用される音楽も高く評価されている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人の作曲家が生み出す音楽は中国人の心を打つ作品が多いと伝え、「日本人はなぜこれほど多くの心地よい旋律を作り出すことができるのか」と問いかける記事を掲載した。

 耳に残るメロディーを思わず口ずさんでしまう経験は誰にでもあるだろうが、中国人が日本の曲を聴いた時にも同じように感じることがあるようで、日本語の発音が「メロディーに乗って心地よく聴こえる」という中国人も多くいるらしい。

 記事は、日本が「中国の唐や宋の文化を継承しているうえ、近代では西洋の文化も吸収している」ため、東洋の文化と西洋の文化が日本で融合され、それが日本独特の文化へと発展したと主張。また日本の学び方は単なる盲目的なものではなく、1つの「道」として極めるというものであるゆえ、東洋の文化と西洋の文化のそれぞれの精髄が日本の文化ひいては音楽に息づいているのだと論じた。

 また、音楽は芸術の領域に入るものであることから、日本独特の心地良い音楽は「日本の風土や日本人の精神的な要素も関係している」と分析。何事も「徹底的に追及する」という日本人の精神が人びとの心を打つ音楽を生み出しているのではないかと考察した。

 中国で今子どもたちに人気があるのはドラえもんだ。また、20ー30代の大人も「子どもの頃に日本のアニメを見て育った」ため、日本のアニメソングをよく知っている人も多い。また、作曲家の久石譲氏はコンサートを開催するほど、中国でも高い知名度と人気を誇る。記事が指摘しているとおり、日本人の作曲家が生み出す音楽に魅了される中国人は少なくないのだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)