ドイツで食品に毒物を混入させると脅迫し現金を要求したとされる男の画像。南部コンスタンツの警察当局が公開した監視カメラの映像より(2017年9月28日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ警察は30日、ベビーフードに毒物を混入させ、さらに同国内と欧州全域でも他の商品に毒物を混入させると複数の店を脅し、現金を要求した「疑いが強い」男(55)を逮捕したと発表した。

 容疑者の男は要求を受け入れさせるために、南部フリードリヒスハーフェン(Friedrichshafen)にある商店に毒入りのベビーフード5個を置いたと警察に警告していた。

 見つかった商品には、不凍剤やブレーキ液などに使用されるエチレングリコールが混入されていたが、被害が出る前に無事に撤去された。しかしこれをきっかけに容疑者に関する情報提供が呼び掛けられたほか、さらなる食品への毒物混入に注意を促す動きが全国的に広がっていた。

 警察は28日、現金数百万ユーロを要求する脅迫があったことを明らかにし、食品に毒物が混入されてる可能性があるとして注意を呼び掛けていた。

 当局は、毒物が混入されたベビーフードが見つかった複数の商店の監視カメラの映像を公開するなどして、眼鏡をかけて白い帽子をかぶった50歳前後の容疑者の情報提供を呼び掛けていた。

 警察と検察当局は共同声明で、一般市民からの通報を受け、シュツットガルト(Stuttgart)南方のテュービンゲン(Tubingen)近くで男の身柄を拘束したと発表した。ただし、名前については明らかにしていない。
【翻訳編集】AFPBB News