“攻撃”の川崎が5発のゴールラッシュ C大阪撃破で首位・鹿島に勝ち点5差まで接近

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前半19分に谷口のゴールで先制、エース小林も続いて前半で2点のリードを奪う

 J1川崎フロンターレが首位・鹿島アントラーズの追撃態勢を整えた。

 30日に行われたリーグ第28節の本拠地セレッソ大阪で5得点と攻撃が爆発。C大阪をFW柿谷曜一朗の1ゴールに抑えて5-1と勝利し、鹿島との勝ち点差を5に詰めた。

 デーゲームで行われた鹿島対サガン鳥栖は0-1で鹿島が敗れ、3位柏レイソルも残留を争うヴァンフォーレ甲府相手に終了間際の失点で0-1と敗戦。それぞれ2位、4位につける川崎とC大阪にとっては是が非でも勝ち点3がほしい一戦となった。

 しかし、試合は川崎が一方的にスコアを積み上げる展開となった。前半19分にMF中村憲剛の右CKをDF谷口彰悟が打点の高いヘディングシュート。相手GKキム・ジンヒョンの伸ばした手を吹き飛ばす一撃で先制に成功した。前半終了間際にはMFエドゥアルド・ネットのクロスをFW小林悠が右足ジャンピングボレーで合わせて2-0。川崎が最高の形で前半を終えた。

 ホームチームの勢いは後半に入っても止まらない。後半7分には左サイドの分厚い攻めから日本代表に初選出されたDF車屋紳太郎のクロスが逆サイドに流れたところ、フリーになったDFエウシーニョが右足ダイレクトシュートを決めて3点目。そして、その6分後にはMF森谷賢太郎がゴールから30メートルほどの位置から思い切りよく右足を振り抜いたロングシュートが無回転でゴール右隅に突き刺さり、試合を決定づける4点目を奪った。

日本代表の杉本はノーゴールに終わる

 良いところがなかったC大阪は同23分にMFソウザのミドルシュートのこぼれ球をFW柿谷が詰めてゴール。そしてユン・ジョンファン監督は同34分に負傷で離脱が続いていたMF清武弘嗣を途中交代でピッチに送り込むなど執念を見せたが、それ以上の反撃はならず。日本代表FW杉本健勇もノーゴールに抑え込まれた。

 逆に川崎は同44分、中村のスルーパスに抜け出したエウシーニョが絶妙のループシュートでこの日自身2点目をゲット。注目の上位対決で圧倒的な攻撃力を見せつけた川崎が、悲願の初タイトルへ落とせない一戦をものにした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images