遠藤渓太の土壇場弾でG大阪撃破の横浜FMがリーグ4戦ぶりの白星!《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第28節のガンバ大阪vs横浜F・マリノスが30日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、アウェイの横浜FMが2-1で勝利した。

▽公式戦4試合勝利がない8位のG大阪(勝ち点40)と、リーグ戦3試合勝利がない5位の横浜FM(勝ち点48)が浮上のキッカケを探る一戦。前節、首位の鹿島アントラーズに競り負けたG大阪は、その一戦から出場停止の今野に代えて長沢を起用した以外、同じメンバーを起用。一方、前節ヴァンフォーレ甲府相手に敗れたうえ、エースの齋藤学がヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負う悲劇に見舞われた横浜FMは、前節から4人を変更。金井、ミロシュ・デゲネク、扇原に代えて、パク・ジョンス、松原、喜田を起用したほか、齋藤の代役には前田を起用してきた。

▽立ち上がりからホームチームがアグレッシブな姿勢を見せるが、なかなか攻め切れない。一方、やや守勢に回った横浜FMは前節に続いてアクシデントに見舞われる。20分、足首を痛めた松原がプレー続行不可能となり、遠藤渓が緊急投入された。

▽その後も井手口のボール奪取や倉田、泉澤らが仕掛けてファン・ウィジョと共にフィニッシュに絡むが、リーグ屈指の横浜FMの守備陣を崩し切れず。共に見せ場を欠いた前半はゴールレスで終了した。

▽迎えた後半、ホームのG大阪が押し込む入りとなるが、ワンチャンスを生かした横浜FMが51分に先制点を奪う。天野のロングフィードに反応した左サイドのマルティノスがDF三浦を振り切ってボックス左から丁寧な折り返しを送る。これを飛び出したGKより先に触ったウーゴ・ヴィエイラが技ありのチップキックで流し込んだ。

▽相手のカウンター一発に沈み、ホームで先手を許したG大阪は、倉田と泉澤が続けてカードをもらうなど、やや冷静さを欠く場面が目立つ。これを受けて、長谷川監督は66分に泉澤を下げて米倉を投入。だが、68分には先制点と同じような形から左サイドに抜け出したマルティノスに決定的な折り返しを入れられるが、ここは前田のシュートをGK東口が見事な反応で弾き出し、難を逃れる。この直後には遠藤保のFKからゴール前でフリーの金正也がヘディングシュートも、これは枠を捉え切れない。

▽それでも、74分にオ・ジェソクに代えて初瀬を投入したG大阪は、この選手交代をキッカケに同点に追いつく。78分、右サイドのスペースでボールを持った初瀬が鋭いクロスを入れると、ニアのDFにディフレクトしてコースが変わったボールがゴール前へ。これを長沢がドンピシャのタイミングのヘディングで叩き付け、ゴールネットに流し込んだ。

▽1-1の振り出しに戻った試合は、ここから一気にヒートアップ。追いついて勢い付くG大阪が藤春やファン・ウィジョのシュートでゴールに迫るが、GK飯倉の好守に遭う。対して前田を下げて前節デビュー戦ゴールを記録したイッペイ・シノヅカをピッチに送り込んだ横浜FMは、土壇場の89分に勝ち越しゴールを奪う。ボックス内まで持ち込んだウーゴ・ヴィエイラのシュートがDFにブロックされるも、こぼれ球を拾ったマルティノスが再びシュート。これをGK東口が前にこぼすと、遠藤渓がすかさず押し込んだ。

▽そして、試合はこのままタイムアップを迎え、G大阪に競り勝った横浜FMがリーグ戦4試合ぶりの白星を収めた。一方、敗れたG大阪はホーム4連敗に加え、厳しい公式戦5戦未勝利となった。