Photo by BrianMcguffog(写真はイメージです)

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 ナインティナイン・岡村隆史(47)が25日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(朝日放送系)で26年間「彼女を作らなかった理由」に言及した。陣内智則(43)に「彼女はいつおったん?」と聞かれ、「21歳の時」とキッパリ答えた岡村。さらに岡村は「(これまで売れてきたのは)運が良かったから」だと考えており、それゆえ「チューをすると運を吸い取られる」と本気で怖がり、「本気のチューが出来ない」のだという。

 年収数億円とも言われる売れっ子芸人の意外すぎる告白に、SNSなどネットメディアでは「妄想キツすぎて笑えない」「岡村さん、またメンタルがヤバくなってきた?」と心配する声が聞かれた。「岡村が病的なまでに恋愛に臆病になったのは、彼を利用してきた”女たち”のせいです」と語るのはある吉本興業の関係者。

「1人は06年1月に『FRIDAY』(講談社)に朝帰りをスクープされたタレントの熊田陽子(35)。同誌によると熊田は前日の夜から通い慣れた感じで部屋に入り、鍋を食べるなど17時間も一緒に過ごしたという。岡村はぞっこんだっただったが、熊田にとっては”売名行為”でしかなかったのか、誌面掲載後に一方的に連絡を絶たれ、失恋したと言われています。これで岡村は女性不信になったと言われています」

 売名に利用され、フライデーされた途端に捨てられたというのに岡村は、いまだにラジオ番組で熊田への未練を語るなど、本気だった形跡を伺わせる。さらに岡村は別の大物女優とも接触があった。

「もう1人は99年に噂になった葉月里緒奈 (42)です。岡村は15年2月に放送された『時間がある人しか出れないTV』(TBS系)でも話しているが、明石家さんま(62)から『(葉月に)岡村を紹介してほしいって言われたんや』と葉月を紹介したされたようです。西麻布のバーで会うことになり、葉月が真っ赤なドレスを着て紫のカクテルを持って、ゆっくり歩み寄り『イエスなの? ノーなの?』と迫られたとか。当時、真田広之(56)やイチロー(43)と浮き名を流し”魔性の女”と言われ人気絶頂だった葉月を相手に、岡村はビビってしまい思わず『ノー』と答えてしまったとか。この時から岡村さんは『いい女と付き合うと運を吸い取られてしまう』という強迫観念に苛まれるようになったと語っています」

 この他にも岡村を利用しようとした女は後を絶たなかった。レストランで声を掛けられ、勝手に車に乗り込んできたところを、写真週刊誌のカメラマンに写真を撮らせた当時でさえ無名の”巨乳釘師”。さらにはストーカーのように連日舞台に現れて楽屋にも出入りしたあげく、これまた写真誌に撮らせた”自称AV女優”の怪しい女。彼女らによって、岡村の「女性観」はボロボロにされていったのかもしれない。

 ピュアすぎる、最後の大物独身芸人、岡村隆史。吉本印天然素材の2大看板だった雨上がり決死隊・宮迫博之(47)が遊び放題で複数回も不倫発覚しているのとは対称的な人生を歩んでいるのが実に興味深いところである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。