宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAの素晴らしさを皆さまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

vol.33雪組全国ツアー公演ミュージカル『琥珀色の雨にぬれて』


1920年代のパリを舞台に、貴族の青年クロードと魔性の女シャロンとの恋を中心に、クロードを慕う少女フランソワーズ、シャロンに惚れるジゴロのルイを交えた、4人の男女が織りなす恋愛心理劇。1984年に花組にて初演後、たびたび再演を重ねてきた秀作ドラマが、雪組新トップコンビ、望海風斗と真彩希帆のお披露目公演としてよみがえります。

雪組新トップお披露目は、大人の恋愛物語の再演

上流階級の品のいい青年役をていねいに演じています。前回、前々回と3度目の観劇だからというだけでなく、今まででいちばん物語がよく伝わってきました。このところの望海さんは濃い目のお役が多かったけど、じつは純なお役がとてもうまい方なのです。相手役の真彩さん、ハツラツ系娘役なので大人の女はちと難しい…と思っていたけど声の出し方、目線のもって行き方などをうまく表現してちゃんとクロードを翻弄していました。そしてなにより、首がスラリと伸びていた! トップ娘役としての自覚と覚悟を見た! のでした。

【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「きれいは力」(幻冬舎刊)、「美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数