FC東京の眷襦蔽羆)は攻守に奮闘。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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FW
13 大久保嘉人 5.5
欲しいタイミングでボールをもらえず、苛立ちを募らせるシーンも……。流れの中でチャンスになりそうな縦パスを出せるのがこのアタッカーひとりという状況が、FC東京の苦しい現状を物語る。
 
15 永井謙佑 5(70分OUT)
前線からのプレッシングは評価に値、58分の単独突破も凄かった。ただ、フィニッシュワークに精彩を欠き、無得点では……。
 
20 前田遼一 5(81分OUT)
前半からボールを収められない場面が散見。守備面での働きは相変わらず素晴らしいが、オフェンス面で大きな存在感を示せなかった。
 
交代出場
FW
9 ピーター・ウタカ 5(70分IN)
永井に代わってCFに入るも、決定的な仕事はできず。スーパーサブとして輝きを放てなかった。
 
MF
25 小川諒也 -(80分IN)
右ウイングバックとして攻撃の起点になれなかった。終盤の83分にパスミスからカウンターを食らいそうなった点は印象を悪くした。
 
MF
10 梶山陽平 -(81分IN)
シャドーに抜擢されたが、良い形でパスをもらえなかった。途中出場にしては動きの量が少なく、スピード感はあまりなかった。
 
監督
安間貴義 5
「ボールをつなぐ」ところ以外に“安間カラー”を出せていない。ホームでスコアレスドローという結果には到底満足できないだろう。
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[J1リーグ28節]FC東京 0-0 磐田/9月30日/味スタ
 
【FC東京0-0磐田 PHOTO】互いの堅い守備を崩せずスコアレスドローで痛み分け。

【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
パスをつなぐ意識は感じられるが、問題は崩しの形が見えないところ。後半になって動きが良くなったとはいえ、及第点の「6」には届かない。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5
23分にアダイウトンの至近距離からのシュートを好セーブも、41分に中村のCKをファンブル。失点にならなかったとはいえ、大きな減点材料に。
 
DF
5 丸山祐市 6
チャン・ヒョンスや郄萩と連係して川又らをなんとか抑える。パーフェクトとは言えないまでも、組み立ての局面でもまずまず仕事をした。
 
14 チャン・ヒョンス 6
力強くボールを跳ね返し、味方のセットプレーではタイミングのいいヘッドでゴールを狙う。軽率なパスミスがあったものの、攻守への貢献度は大きかった。
 
22 徳永悠平 5.5
前節の柏戦よりはディフェンス面で安定。それでも、中途半端なバックパスでGK林を困らせたり、満足の行く出来ではなかった。
 
MF
2 室屋 成 6(80分OUT)
J1では23節の浦和戦以来の先発出場。立ち上がりは裏のスペースを突かれたが、時間の経過とともに躍動感溢れる突破を見せた。
 
6 太田宏介 5.5
セットプレーで見せ場はいくつか作った。しかし左サイドからの崩しは数える程度で、物足りないパフォーマンスという印象だった。
 
8 郄萩洋次郎 6
味方の動きを観察しつつ、丁寧にボールを出し入れ。簡単そうに見えて実際は難しい作業を淡々とこなしていた。なぜ10月の代表メンバーに選ばれなかったのか。
 
38 東 慶悟 6
縦に入れられる局面でも横パスを選択するなど、やや消極的に映った。とはいえ、不慣れなボランチでバランサーの役割は担っており、大久保との連係でリズムを作ることもあった点はポジティブに捉えれる。
【チーム採点・寸評】
磐田 6
連動したディフェンスをベースに粘り強く試合を進める。攻撃では、アダイウトンの突破を活かした速攻と中村俊を中心とした遅攻を使い分けた。終盤はボールを支配して攻勢を強めるも、1点が遠かった。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
今節もキャプテンマークを巻いてプレー。試合を通して落ち着いたセービングを見せた。ハイボールの処理はもちろん、キックも安定していた。
 
DF
5 櫻内 渚 6
前半は、積極的にボールへアプローチしようとする姿勢が目を引く。後半はリスク管理を徹底し、敵地でのドローに貢献。
 
41 高橋祥平 6
迫力あるスライディングでピンチを防ぐ。イエローカードを頂戴する場面もあったが、ハードなプレーで後方からチームを支えた。
 
35 森下 俊 6
スピード自慢の永井と対峙するも、高めのライン設定で堂々と勝負。集中力の高いパフォーマンスで、これといった決定機を作らせなかった。
 
13 宮崎智彦 6(90分 OUT)
終始冷静な対応で、対面の室屋に仕事をさせなかった。巧みなポジショニングでアダイウトンの良さを引き出すなど、クレバーさが光った。
 
MF
40 川辺 駿 6.5 MAN OF THE MATCH
開始3分にミドルシュートをお見舞い。その後も縦への推進力を存分に発揮するなど、出色の出来だった。一手先を読んだプレーで唸らせた。
 
8 ムサエフ 6
空いたスペースへのカバーリングがとにかく速かった。3戦連発のゴールとはならなかったが、防波堤としての活躍は頼もしかった。
 
10 中村俊輔 6 
右サイドがスタートポジションも、自由に動いて攻撃を構築。運動量は終盤でも落ちず、90分を戦い抜いた。
 
19 山田大記 5.5(57分 OUT)
トップ下として復帰後初スタメン。中村俊とポジションチェンジを繰り返し、攻撃にアクセントをつける。後半の早い時間帯にベンチへ退いたが、コンディションはまだまだか。
 
15 アダイウトン 5.5
持ち前のゴリゴリしたドリブル突破は健在。23分にはカウンターから惜しいシュートを放った。その存在は脅威だったが、最後の精度を欠いた。
FW
20 川又堅碁 5.5(66分 OUT)
身体を張ったポストプレーで攻撃を牽引。マッチアップしたチャン・ヒョンスとのデュエルは見応えがあった。41分にはバー直撃のシュートも、ゴールはならず。
 
交代出場
MF
11 松浦拓弥 6(57分 IN)
山田に代わってトップ下へ。投入直後は守備に追われる難しい展開だったが、運動量を生かしてボールを引き出し、チームの“エンジン”となった。
 
FW
16 齊藤和樹 5.5(66分 IN)
8試合ぶりの登場。前線からの守備を体現し、苦しい時間帯でチームの助けとなった。ただ、攻撃面では違いを生み出せなかった。

DF
24 小川大貴 -(90分 IN)
試合終了間際にピッチへ。限られたプレータイムの中、クロスで局面の打開を試みた。

監督
名波 浩 6
従来の3バックではなく、4バックを選択。相手に主導権を握られることは想定済みで、組織だった守備からのカウンターを徹底させた。終盤の攻勢は実らずも、戦術が浸透していることを示す一戦に。
 
取材・文●梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。