FWドゥドゥが劇的決勝ゴールを叩き込んだ

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[9.30 J1第28節 柏0-1甲府 柏]

 J1リーグは30日、第28節を行い、16位ヴァンフォーレ甲府は敵地で3位柏レイソルと対戦し、1-0で勝利した。甲府は9戦負けなし(5勝4分)だった柏を止め、今季2度目の2連勝。首位鹿島が敗れたが、柏は痛恨の黒星を喫し、勝ち点を積み上げられなかった。

 柏は23日に行われた前節のFC東京戦(4-1)から先発1人が代わり、DFユン・ソギョンがメンバー外となり、DF古賀太陽が左SBで4試合ぶりに先発。負傷明けのFWディエゴ・オリヴェイラがベンチに入った。甲府も前節の横浜FM戦(3-2)から先発1人を変更し、MF阿部翔平に代わってMF松橋優が5試合ぶりに先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 静かな試合の入りから、ファーストチャンスは甲府。前半12分、こぼれ球に反応したMF小椋祥平が猛然と走り込み、トラップから右足ミドルで叩いたが、GK中村航輔が横っ飛びでファインセーブを見せた。

 徐々に柏が攻勢を強め、前半21分、高い位置でDFエデル・リマのパスミスを奪ったFW伊東純也がPA右を縦に仕掛けてクロスを上げ、FWクリスティアーノが強烈ヘッド。前半25分にもDF小池龍太のロングパス1本で抜け出したクリスティアーノがMF新井涼平のマークを振り切って右足で狙ったが、GK河田晃兵が右手を伸ばしてかき出した。

 立て続けのピンチに耐えた甲府も鋭いカウンターから押し返し、前半29分、後方からのロングフィードに反応したFWドゥドゥが落とし、FWリンスからリターンを受けて右足シュート。前半30分にも小椋のスルーパスに反応したドゥドゥがDFと体を入れ替え、自陣からドリブルで長距離を運ぶと、最後はFWリンスがフィニッシュまで持ち込んだが先制点とはならず、前半はスコアレスで折り返した。

 後半立ち上がりは膠着した展開が続いたが、後半17分、柏に決定機。MFキム・ボギョンの縦パスを受けたMF武富孝介がDFに囲まれながら振り向きざまに左足を振り抜いたが、GK河田が好セーブ。対する甲府も前半18分に絶好のチャンスが訪れ、右サイドのスローインからリンスが守備網の間をドリブルでするすると抜け出し、エリア内に進入。鋭い切り返しでDF中谷進之介をかわして右足シュート。決定的な場面だったが、GK中村が落ち着いてセーブした。

 超サイドから崩そうとするが、甲府の分厚い守備を攻略できない柏は後半20分に最初の交代枠を使い、武富を下げてディエゴ・オリヴェイラを投入。甲府も後半31分、島川を下げてDF畑尾大翔を投入。畑尾が3バックの真ん中に入り、新井がアンカーの位置に上がった。後半33分にはPA手前でエデル・リマからボールを奪ったディエゴ・オリヴェイラがそのまま強烈なシュートを放ったが、これはクロスバーを叩いた。

 スコアレスのまま迎えた後半44分、均衡を破ったのは甲府だった。クリアボールに反応したドゥドゥがドリブルで縦に運び、左サイドからカットインすると、中谷、DF中山雄太を振り切り、PA手前から右足を一閃。カーブのかかったシュートは豪快にゴール右隅に突き刺さり、値千金の決勝ゴール。甲府は後半アディショナルタイムも柏の猛攻を跳ね返し、1-0で劇的勝利をおさめた。

(取材・文 佐藤亜希子)


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