インテル長友、2戦連続スタメン落ちの可能性が浮上 左SBレギュラー争いで劣勢に…

写真拡大

伊紙がベネベント戦の予想スタメン公開

 インテルの日本代表DF長友佑都は10月1日のリーグ第7節、敵地ベネベント戦で2試合連続の先発落ちとなる可能性が高まっている。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 長友は24日の前節ジェノア戦で先発落ち。左サイドバックにはフランス1部ニースから、移籍金2000万ユーロ(約26億円)で加入したブラジル人左サイドバック、ダウベルトが予想された。地元メディアは「恥ずかしがり屋」「臆病さが浮かび上がる」と消極的なプレーに苦言を呈していたが、ルチアーノ・スパレッティ監督はダウベルトへの信頼を高めている様子だ。

 インテルは4-2-3-1システムで、GKハンダノビッチ、DFラインは右からダンブロージオ、スクリニアル、ミランダ、ダウベルト。ダブルボランチはボルハ・バレロとガリアルディーニで、攻撃的MFにはカンドレーバ、ジョアン・マリオ、ペリシッチが並び、1トップはイカルディと予想されている。

 先発が入れ替わる可能性があるのは、ガリアルディーニがベチーノに、ジョアン・マリオがブロゾビッチになるケースのみとされている。

クロトーネ戦で200試合出場を達成後は劣勢に

 長友は16日のクロトーネ戦で、インテルでの公式戦200試合出場を達成したが、そこから定位置争いで劣勢に立たされている。10月の親善試合ハイチ戦とニュージーランド戦の2試合で日本代表に招集されたばかりだが、コンディションに懸念が集まる。

 これまでもポジション争いの窮地で不死鳥のように蘇ってきた不屈の男だけに、どうにか挽回したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images