1960年代、NASAで活躍し「人間コンピューター」とも呼ばれた女性たちの活躍を描いた映画『ドリーム』(原題「Hidden Figures」)。

その映画をきっかけに、アメリカ国務省は世界50ヵ国の理系の女性を対象にした新たな教育プログラム#HiddenNoMoreを10月から開催予定。世界中の理系女子がもっと活躍できるよう「隠された才能」を発掘する試みだとか。

世界のリケジョへ向けた
才能発掘プロジェクト

昨年、アメリカで上映されて以降、世界各国で公開を望む声が相次ぎ、80の国のアメリカ大使館での上映会が行われてきました。『ドリーム』の社会的インパクトに影響を受け、世界で働く理系女子たちのためにアメリカ国務省が立ち上がったのです。

「#HiddenNoMore」というハッシュタグで拡散されるそのプログラムとは、アフリカ、ヨーロッパ、アジア50ヵ国で、科学、工学、数学の現場で働く各国の「隠された才能」である50人の女性を招待し、全米の大学やガールスカウトといった理系機関に3週間派遣するというもの。研究と開発を通じ、女性のリーダーを育てることを目的としています。

今年の10月からワシントンDCで始まり、プログラムの最後にはロサンゼルスで上映会も行われる予定だとか。

人種や性別に関係なく、才能は隠すことなく発揮するべきだという強い思いが込められた、このプロジェクト「#HiddenNoMore」。

今まで映画業界や劇場に大きな影響を与えてきたハリウッド映画は数多くありましたが、国務省を動かすほどの影響を持った映画は、おそらくこれが初めてでは?

夢を持つ大切さに加え、それを実現する場にまで影響を与えた映画『ドリーム』、9月29日から公開されます。教育プログラムの経過と共に、日本での上映にも注目していきたいですね。

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