脱税容疑のモウリーニョが11月のチェルシー戦2日前にスペインの裁判所に出廷へ

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スペインの裁判所は29日、スペイン検察庁から脱税容疑で告訴されたマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(54)に対して、2017年11月3日に出廷を命じた。イギリス『インデペンデント』が伝えている。

スペイン検察庁によると、モウリーニョ監督はレアル・マドリーを率いていた2011年と2012年に個人所得税に関して、合計330万ユーロ(約4億3000万円)の脱税を行ったとの容疑をかけられているという。

▽モウリーニョ監督は、2010年3月31日にレアル・マドリーと労働契約を結んだ際に、スペインのマドリッドに住居を移している。しかし、肖像権の譲渡に基づく収入を違法な形で受け取る目的で申告せず、2011年と2012年の申告を行ったようだ。

▽なお、モウリーニョ監督の出廷が予定される11月3日の2日後には、スタンフォード・ブリッジで行われる古巣チェルシーとのリーグ戦が組まれており、試合に向けた準備という部分で少なからず影響を及ぼすことになりそうだ。