電撃解任のアンチェロッティ氏に中国から白羽の矢 総額58億円超のメガオファー提示か

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バイエルンを解任されたイタリア人指揮官に広州恒大が年俸19億円超の3年契約提示

 ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンの監督を電撃解任されたイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ氏に、中国から“メガオファー”が舞い込んだという。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 記事によれば、オファー元は、現在日韓ワールドカップでブラジル代表を率いて優勝した経験を持つルイス・フェリペ・スコラーリ監督が率いる広州恒大だ。

 広州恒大はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で上海上港に敗戦。昨季もグループステージ敗退と、ACLでは2年連続で苦戦している。また、リーグ戦も首位にこそ立っているものの、上海上港に追い上げられてその差は勝ち点4まで詰まっている。来季からの新監督としてアンチェロッティ氏にチームを託したい意向を持ち、すでに年俸1500万ユーロ(約19億5000万円)の3年契約、総額4500万ユーロ(約58億5000万円)のオファーを下交渉で打診しているという。

リッピ、カペッロらイタリア人指揮官が多数

 中国サッカー界は、ユベントスでUEFAチャンピオンズリーグ、イタリア代表でワールドカップ優勝という実績と広州恒大を率いた経験を持ち、現在は代表チームを率いるマルチェロ・リッピ氏に始まり、2006年にバロンドールを獲得した元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が天津権健の監督、ACミランなどを率いた名将ファビオ・カペッロ氏が江蘇蘇寧を指揮するなど、イタリア人指導者が数多く契約している。

 結果と成長のために、イタリア人の有能な指揮官は中国サッカー界で人気銘柄となっているが、その中でも潤沢な資金に恵まれる広州恒大はいち早く欧州の“優勝請負人”であるアンチェロッティ氏の確保に向けて動いている模様だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images