松山英樹、アダム・ハドウィン【写真:Getty Images】

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プレジデンツカップ第2日、8番で約7メートルを沈める完璧バーディー

 米男子ゴルフのプレジデンツカップ第2日は29日、ホールごとに2人の成績の良い方を採用するフォアボールで5ゲームが行われ、世界選抜の松山英樹(レクサス)はアダム・ハドウィン(カナダ)と組み、米国選抜のジョーダン・スピース、パトリック・リード組と対戦。引き分けに終わったが、8番で完璧なパッティングでバーディーを奪取し、PGAツアーも「ヒデキからビッグパーディーだ」と称賛。公式ツイッターで動画付きで紹介している。

 松山が魅せたのは、8番だ。ピン右奥から約7メートルのバーディーパット。難しいラインだったが、慎重にパターを振り抜くと、最後はフックしてカップイン。完璧にラインを読み切り、バーディーを奪った。ギャラリーから大歓声が上がり、ペアのハドウィンは松山以上に渾身のガッツポーズ。この時点で2アップにリードを広げる一打にハイタッチを交わし、歓喜を分かち合った。

 最終的に追いつかれ、惜しくも引き分けに終わったが、世界選抜のエース格の松山がパットで沸かした。PGAツアーも動画付きで渾身のバーディーを紹介し、「ヒデキからビッグバーディーだ」と称賛していた。この日の世界選抜は0勝4敗1分け。第2日終了時点で、通算ポイントは2-8と米国選抜に大量リードを許しているが、巻き返しに期待したい。