プレミアリーグでは最高のMFのひとりだ photo/Getty Images

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イングランドのチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、クラブの誇るスーパースター、エデン・アザールに対しさらなる高みを目指すよう要求している。

今やダビド・シルバ、メスト・エジル、そしてケビン・デ・ブライネらと共にプレミアリーグでも屈指の攻撃的MFとして君臨するベルギー代表MFアザールだが、常にストイックな姿勢を崩さないコンテの下であれば、さらなるステップアップが見込めるかもしれない。少なくともイタリア人軍曹はアザールの天賦の才を十分に認めながらも、いまだに伸び代が存在し、目指すべき“2大スター”との間には若干のスペースがあることを示唆した。英『telegraph』がコンテのコメントを伝えている。

「私はたまに思うんだ。アザールは1つのゴールを奪うとそれでハッピーになってしまい、時には、2ゴールを挙げるよりも他の選手へのアシストをより好む。ここには改善の余地があるかもしれない。例えば(クリスティアーノ・)ロナウドを見てみると良い。1点目を奪ったらすぐに2点目、3点目、4点目を奪いに行く。これはメッシにも言えることだ」

もちろんコンテはアザールの“今後への注文”だけでなく、現状に対する満足も表明している。

「すべての試合で決定的な存在になっているし、チームメイトへのアシストやゴールをいかにして奪うかを常に模索しているよ。この働きは愛すべきものだ。彼の好きなところだよ」

徹底的に相手の息の根を止め、確実な勝利のみを求めてきたコンテらしい貴重な助言だ。彼は現役時代にもユヴェントスで冷酷無比な決定力を誇る幾多のストライカーを目の当たりにし、彼らもまた“わずか1ゴール”ではその空腹を満たせなかったのだろう。アザールに残された最後の課題こそ、敵にとどめを刺す冷酷さを持つことなのかもしれない。