産後ママたちが悩む“義母ストレス”。「母乳の出が悪い」と言われて涙が…

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 出産という大仕事を終えて、母親はかわいい赤ちゃんと2人でゆっくりしたいと願います。でもそんな願いもむなしく、義母からの一言や行動が産後ママを苦しめることも。今回はそんな実例を紹介します。

◆「おばあちゃんのおっぱい飲む?」にゾゾッ

 山崎カナさん(32歳/仮名)は産後、頻繁に自宅を訪れる義母にノイローゼになりかけたと言います。

「私の育児ノイローゼは完全に義母のせいです。子供を産んで退院した翌日から、連絡もなしに自宅に押しかけられました。しかも2日に1回の頻度です。産後の傷が痛むなか、掃除をしたりお茶を出したり。寝るに寝られないし、義母が赤ちゃんをガン見している中で、授乳も満足にできませんでした。地獄でした」

 身体がつらい退院直後に、これはキツい…。

「衝撃だったのは、私がウトウトしてるときに義母が『おばあちゃんのおっぱい飲む?』と娘に言っていたことです。慌てて飛び起き、娘を奪いました。義母は『冗談よ〜』と笑っていましたけど、冗談に見えなかったし気持ち悪かったです」

 こんな状態では産後もロクに休めず、案の定カナさんは育児ノイローゼになったそうです。

◆「母乳の出が悪い」と言われて泣きたくなる

 産後ママにとって、母乳で育てるかミルクで育てるかは永遠のテーマです。

「母乳で育てたい、という思いが自分の中にありました。それなのに、母乳の出が悪くて、自分をどんどん追い詰めてしまっていたんです」

 そんな羽田典子さん(31歳/仮名)を義母がさらに追い詰めます。

「悪気がないのはわかってるんですけどね。義母にいちいち『出が悪いんじゃないの』とか『しっかり食べないから出ないのよ』と言われました。そのたびに私が悪いから母乳が出ないんだ、と責められているようで泣きたい気持ちになりました」

 少しであっても出ていた典子さんの母乳は、ストレスで全く出なくなってしまったといいます。追い込まれた典子さんは夫に泣きついて、義母の訪問を一切断ってもらうようにしたそうです。

◆義母が送ってくるベビー用品が“ありがた迷惑”

 物をめぐっての義母とのやりとりも、産後ママを襲います。

「手作りのおもちゃを大量に送りつけられて困りました。義母の手作りなので、ボタンやビーズなどの小物が簡単にとれるんです。一度、子供が飲みこんでしまいそうになって、ゾッとしました。手作りだし、もらいものなので捨てるに捨てられません」(事務・28歳)

「『息子が使っていたものなのよ』とボロボロのよだれかけを、義母から何枚も渡されました。衛生的によくなし、絶対に使いたくないです。他にも『もったいないから』とボロボロの洋服が送られてくるのですが、夫の弟の服だったり、もはやだれのおさがりかわかりません。物は増えるし捨てるのも大変だし、困ります」(メーカー勤務・30歳)

「ベビーベッドやベビーチェアを義母が相談もなく一方的に送ってきました。ありがたいんですけど、まったく自分の好みではないデザインのもので部屋がうめつくされ、場所もとられてイライラしました。子供のものは自分で選びたいです」(教育・26歳)

 産後、サポートしてもらえるのはとてもありがたいことではあります。

 ただ、その際の義母との距離感は夫も含め考えていくことが大事なのかもしれません。

<TEXT/瀧戸詠未>