イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するセルヒオ・アグエロが被害に遭った交通事故現場の様子(2017年9月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は29日、オランダで交通事故に遭ったセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が、肋骨の骨折で「2〜4週間」戦列を離れると発表した。

 28日にオランダ・アムステルダム(Amsterdam)で行われたコロンビア出身の男性歌手マルマ(Maluma)のコンサートの帰りに事故に遭遇したアグエロは、当初は復帰まで2か月かかると思われていた。

 しかしながらシティの広報は、アグエロのけがは当初恐れられていたほどひどくはなかったと明かしている。

 アグエロは今季リーグ戦で6ゴールを挙げ、リーグ首位に立つチームの原動力となっているが、シティのタイトル争いにとっては大きな痛手となった。

 アグエロはコンサート会場から空港に向かうタクシーに乗り、事故に遭った。その後アグエロは、幸いにもシートベルトを着用していたことをツイッター(Twitter)で明かした。

 アグエロは「かなり激しい衝突だったけれど、シートベルトのおかげでもっとひどいことにはならなかった」とすると、別のツイートでは「医師の診察を終えてマンチェスター(Manchester)の自宅にいる。肋骨の骨折だ。痛むけれど元気だし、回復に努める。みんなありがとう」とコメントした。

 一方でシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、休日にコンサートのためにアムステルダムへ向かったことをアグエロが謝罪する必要はないと語った。

 29日の朝までアグエロが海外に渡航していたことを知らなかったグアルディオラ監督だが、謝る理由はなく、事故は

人生の中の不運な部分なだけだと示唆した。

「まだ彼とは喋っていない。なぜ私に謝らなければならない? そんなことはない。セルヒオは車を運転していなかった。キッチンで割れたガラスで指を切って2か月戦列を離れた選手を私は知っている。人生は人生だ」

 指揮官はまた、選手たちが休みの時間を楽しむことを止めたくもなく、休日に何をしていても構わないとしたが、選手たちは慎重な判断を取るべきだとも語った。

「子どもがいれば、選手はピッチ内外で全面的に責任を負うことになる。何をすべきかは選手も心得ている。私にはプライベートな時間も家族もある」

「選手たちが何をしているかなどは知りたくない。彼はプライベート・ジェットで旅行をしているし問題ない。けががそれほどひどいものではなく、彼が健康であることは幸運だ。生きている。無事なことが重要だ」

 しかしながらこれから最大4週間、シティはここ8試合で7得点を決めているストライカーを欠くことになる。

 グアルディオラ監督は、もしシティがトップクラブの一員と認められたいのであれば、厳しい状況でもそれに対応して仕事をし、勝利を得なくてはならないと考えている。

 シティは主将のヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)、そして膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂して今季はほぼ絶望となったベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)も戦列を離れている。

 それでもグアルディオラ監督はそれを言い訳にはしないという。

「われわれはビッグクラブになりたいと思っている。私はこれまでに素晴らしい二つのクラブを率いたが、こういった状況は乗り越えなければならない。不平を言い始めれば、自分たちの進みたい道にはたどり着けないだろう」
【翻訳編集】AFPBB News