スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナで、独立の是非を問う住民投票を支持する人たちが学校に入るのを止めようとする同州の警察官ら(2017年9月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペイン・カタルーニャ(Catalonia)自治州で29日、同州独立に向けた住民投票を支持する人々が、投票が確実に実施されるようにするため、投票所に指定された学校を占拠した。この住民投票を違法だとしている中央政府と同州の対立は一層深まり、緊張が高まっている。

 中央政府は警察に対し、来月1日に予定されている住民投票の阻止に向けて万全を期すことを命じている。また27日には裁判所が警察に、住民投票やその準備に公共の建物が使われないよう命じていた。

 しかし州都バルセロナ(Barcelona)では29日、学校の授業が終わると、子供を連れた親を含む小規模な活動家グループが、特に騒ぎを起こすことなく、独立投票の投票所となる予定の学校数校を占拠した。

 バルセロナのおしゃれな地区として知られ、独立の気運が高まっているグラシア(Gracia)地区のレイナ・ビオナント(Reina Vionant)小学校にいた3人の子供の母親ジゼラ・ロサ(Gisela Losa)さんはAFPに対し、「この学校の生徒である長男と一緒に、ここで眠ります」と話した。

 29日の学校占拠のうち一部は、投票所としての学校利用を確実にするためのマニュアルをソーシャルメディアで拡散している「住民投票のための学校開放」という運動が調整して行われたものとみられている。
【翻訳編集】AFPBB News