【子育て世代】失敗できない引越し・物件選び!「騒音トラブル回避」のためのチェックポイント3つ

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一度住み始めてしまったら、失敗したからといってすぐにできないのが引越しです。分譲であればなおさらですが、たとえ賃貸であっても引っ越しはそう簡単にできるものではありません。

本当に持家は必要? 子育て世帯における「一生賃貸」という選択

特に子育て世帯は子どもが出す音の問題により、隣人との間で騒音トラブルになりやすく、トラブルを回避するためには事前のチェックが重要です。

騒音トラブルを回避するといって最初に思い浮かぶのが、防音壁や防音床を採用している物件ですが、分譲であれば探せばあるものの、賃貸についてはほとんど存在しません。

賃貸物件はオーナーが投資目的で運営している場合が多く、そこにお金を掛けても賃料アップが見込めないため、お金を掛けないことになります。

では、建物の構造以外で、事前に騒音トラブルを回避するチェックポイントはないのでしょうか。

今回は日頃から分譲や賃貸物件を紹介している宅建士の筆者が、事前にチェックしておくと、ある程度のトラブルが回避できるポイントについてお伝えします。

管理会社への苦情で最も多いのが「騒音問題」

筆者は大手のマンション管理会社と日頃からお付き合いがありますが、話を聞くと、入居者からの苦情で最も多いのは「騒音」だそうです。

騒音とは生活音や、楽器、ペットの鳴き声などさまざまです。苦情内容としては「上階や隣からの音が苦痛」というもので、管理会社は入居者同士の対立に発展しないよう、注意を促しているそうですが、それでも解決しない問題は多いといいます。

そんな騒音の苦情の中で最も多いのは、「子どもの声や足音がうるさい」です。子どもはどうしても生活の中で飛んだり跳ねたり大声を出したりと、他人の迷惑など考えずに行動するため、日頃からピリピリと神経をすり減らしているママも多いといいます。

騒音は時間や程度にもよりますが、些細な事でも気になるケースが多く、トラブルに発展しやすいのです。

引っ越す前にできる!騒音トラブル回避のためのチェックポイント

私は日々お部屋をお客様にご紹介する立場として、お子さんがいる家庭には次の3つのことを事前にチェックするようお勧めしています。

完全にトラブルが回避できるものではありませんが、ある程度は回避できるでしょう。

隣の部屋の間取りや向きを確認する

まず最初にチェックすべきポイントが、「隣の部屋と壁を挟んでリビングになっていないか」です。

リビングは家の中で最も多くの時間を過ごす場所であるため、そこから出る音が一番トラブルになりやすいといいます。

トイレや浴室、キッチンなどが隣と接しており、リビングがお互いに離れた間取りであれば、リビングから出る音も隣に伝わりにくいため、そこを意識すると良いでしょう。

理想は、お隣とリビングが離れた角住戸の1階ですね。

共用部を事前にチェック

共用部とは、マンションやアパートの住人が共同で利用する場所のことをいいますが、例えばエントランスやごみ置き場、駐輪場などがそれにあたります。

内見などをする時はどうしても部屋ばかりに目がいってしまいがちですが、隣人トラブル回避のためのチェックポイントで重要なのが「共用部の清潔さや管理状態」です。

例えばごみ置き場が汚かったり、分別されずにごみが散乱していたりすると、管理会社が手を抜いているという見方もできますが、入居者の質やマナーが悪いともいえます。

質やマナーが悪い人が住んでいる物件は入居者同士のトラブルも多いため、入居前に事前にそこをチェックしたいものです。

入居者の家族構成を事前にチェックする

子どもが出す音への理解は、子どもがいない世帯よりは、いる世帯の方があるものです。万が一のことを考えたら、やはり子どもが多いマンションを選ぶに越したことはありません。

洗濯物や駐輪場などを見れば、子どもが多いマンションかどうかはある程度分かりますが、手っ取り早いのは仲介業者や管理会社に直接聞いてしまうことです。

どうしても場所や部屋の雰囲気、家賃などを優先に考えてしまいがちですが、子どもがいる世帯は住人の家族構成も重視すると良いでしょう。

子どもが音を出し叱ってばかりいては、子どもが可愛そうですし、注意するママも精神的に良くありません。ですから、事前にトラブルにならないような物件を選ぶことが大切です。

「子どもだから仕方がない」と我慢してくれる人は、思っている以上に少ないということを肝に銘じ、出来る限りのことはしたいですね。

音を気にせず、子どもが伸び伸びと成長できる住宅選びができるよう、心よりお祈りいたしております。