豪アデレードで、米防衛・航空大手ロッキード・マーチンによる火星でのプロジェクトをプレゼンテーションするロブ・チェンバース氏(2017年9月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米防衛・航空大手のロッキード・マーチン(Lockheed Martin)は29日、火星を周回する母船を拠点にして、水を燃料とし、繰り返し使用できる有人の着陸機の開発プロジェクトを公表した。実現は早くて2030年代になるという。

 ロッキード・マーチンは、「マーズベースキャンプ(Mars Base Camp)」と名付けられた基地の役割を果たす周回機に有人の着陸機を搭載し、火星の地表で繰り返し離着陸させる計画に取り組んでいるという。

 同社の有人宇宙飛行計画の責任者、ロブ・チェンバース(Rob Chambers)氏は豪アデレード(Adelaide)で行われた専門家による国際会議の場において、「(仏の著名SF作家である)ジュール・ベルヌ(Jules Verne)のようだが、実際はわれわれが過去に飛ばしていた航空機のようなものだ」と述べた。

 チェンバース氏によると最大4人の宇宙飛行士が火星の地表でのミッションに2週間参加可能で、着陸機は水から得られる液体水素を燃料にするという。
【翻訳編集】AFPBB News