オーストラリア南部アデレードのピザレストラン「エティカ」の店内につるされた牛のはく製(2017年9月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】牛のはく製を店内につるしたオーストラリアのレストランに対し、「残酷だ」としてソーシャルメディア上で批判が巻き起こっている。

 話題となっている店は豪南部アデレード(Adelaide)にあるピザレストラン「エティカ(Etica)」。オーナーのフェデリコ・パイサネリ(Federico Pisanelli)さんとメリッサ・パイサネリ(Melissa Pisanelli)さんは動物福祉に熱心で、店の天井から牛のはく製をつるした理由について、来店客に肉がどうやって調達されているのかを思い出してもらいたかったからだと語った。

 だが、このオブジェはフェイスブック(Facebook)上で激論を巻き起こし、あるユーザーはオーナーが「残酷さと無知と不快」を広めているだけだと酷評。また別のユーザーは「あなたのレストランがビーガン(完全菜食主義者)向けのレストランだったら、少しは話が分かる。そうではないのだから、あなたの行為は牛を単なる飾りとして扱っているだけだ」と非難した。

 店でAFPの取材に応じたフェデリコさんとメリッサさんは、「幸せそうな牛と緑の牧草地ののどかな風景」というイメージにあらがうために挑戦的なオブジェにしたかったと語り、「私たちはうちの店で提供している食材の由来について知ってもらおうと努めてきた。これは畜産業がどれだけ産業化したか、という話だ」と訴えた。
【翻訳編集】AFPBB News