28日、新浪体育は、サッカー・中国スーパーリーグの上海上港の監督によるレフェリー批判に対してアジアサッカー連盟が下した処罰に、日本から「甘すぎる」との声が出ていることを伝えた。写真は上海上港。

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2017年9月28日、新浪体育は、サッカー・中国スーパーリーグの上海上港の監督による主審への批判に対してアジアサッカー連盟(AFC)が下した処罰に、日本から「甘すぎる」との声が出ていると伝えた。

上海上港のアンドレ・ビラス・ボアス監督は12日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の広州恒大戦後、「主審は観客を喜ばせるために、観客の望む方向を選んだ」と審判に対する不満を公言したほか、広州恒大に対しても「AFCをコントロールしている。やりたいことが何でもできる」と批判を展開した。

これらの発言は大きな波紋を呼び、14日にAFCが調査に乗り出した。上海上港は「世界クラスのサッカー指導者が公の場で礼を失する発言をするのは不適切。クラブとして謝罪する。ボアス監督本人も主審やAFCに対して悪意はないと語っており、自らの発言について謝罪する意思を持っている」とのコメントを発表した。

26日にAFCが発表した通知によると、12日の試合後に不適切な発言をしたボアス監督には1万4000ドル(約158万円)の罰金処分が科せられたが、今回が「初犯」であることなどの情状が酌量され、ベンチ入り禁止処分にまでは至らず。27日に行われた上海上港と浦和レッズの試合でもベンチで指揮を執った。

記事は、AFCの裁定に対して日本のサポーターらから「出場停止処分がないうえ罰金が少なく、甘すぎる」「クラブや中国サッカー協会が『工作』したのではないか」「もうACLが公正な処分を下すことを期待しない」との声が聞かれたと伝えた。

しかし、記事によると、AFCの2017年度版の規定ではいかなる個人への侮辱も禁止されているものの、「その深刻度によって処分を判断する」とされているだけで、明確な基準は設けられていない。記事は「審判批判に対してAFCはこれまでも罰金処分を下してきた」と指摘し、「2015年のアジアカップではイランのカルロス・ケイロス監督と日本の本田圭佑がそれぞれ審判を批判して罰金処分を受けている」と紹介している。(翻訳・編集/川尻)