デュッセルドルフにレンタル移籍した宇佐美 photo/Getty Images

写真拡大

フォルトゥナ・デュッセルドルフでは、すっかりFW宇佐美貴史が注目の的だ。今夏アウグスブルクからレンタル移籍した宇佐美はデビュー戦となったウニオン・ベルリン戦でゴールを決めると、23日のザンクトパウリ戦では強烈な右足のボレーシュートを突き刺してチームを2-1の勝利に導いている。宇佐美獲得の効果はすでに出ていると言える。

しかもデュッセルドルフといえば多くの日本人が住んでいる地域で、宇佐美がやってきたことでクラブの注目度も増している。宇佐美フィーバーはクラブにとっても歓迎すべきことだ。

独『Aktuelle Nachrichten』も「宇佐美の獲得はメリットしかない」と取り上げている。ピッチ内でのパフォーマンスはもちろんだが、宇佐美の年俸をスポンサーの東洋タイヤが負担していることも大きい。そして前述した日本人の間で宇佐美フィーバーとなれば、デュッセルドルフにとっては嬉しいことばかりだ。

ただし、宇佐美はまだ満足していない。宇佐美は「90分間試合に出たい。もっとやれる自信はある」と語っており、もう少し出場時間を伸ばしたいと本音を口にしている。ただし、レンタル移籍の決断は正しかったと言えるだろう。今回は日本代表メンバーに召集されていないが、デュッセルドルフで継続的に活躍すれば代表復帰も見えてくる。その才能は代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチも就任当初から評価していただけに、宇佐美が2018ロシアワールドカップを戦う日本代表に入ることができないのは何とも寂しい。何とか切符を掴んでほしいところで、宇佐美にとってもメリットのあるデュッセルドルフ移籍からもう1度大爆発してもらいたい。