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ここ最近、「音」をめぐるトラブルが多発している。保育所や幼稚園から漏れる「園児の声」や「放送音」などもトラブルの種となり、事件に発展するケースもある――。

「気の毒ですが引っ越しを進めます」

掲示板サイト「発言小町」で2017年9月26日、「昼間の幼稚園からの騒音は、文句言えないですか?」と題したトピックスが立ち、心の悲鳴がつづられている。

最近引っ越したばかりという投稿主は、新居から徒歩10分ほどの場所に幼稚園があるという。その幼稚園では、音楽をかけたりマイクを使ったりする行事が多く、

「キンキン音が辛くて仕方ありません」
「その音を聞くだけで頭がガンガンする」

などと、心身のストレスを訴えている。

回答には、

「引っ越す前に日中に行ってみるべきでしたね。気の毒ですが引っ越しを進めます」

と投稿主にアドバイスする意見や、

「クレームを入れていいと思いますよ」

と、幼稚園に何かしらの対応を求める声などさまざま寄せられた。

遊び時間を制限する施設も

保育所や幼稚園の音に関するトラブルをめぐっては17年6月、「騒音がうるさい」などとして埼玉・越谷市の幼稚園に包丁を持った53歳の男が侵入し、現行犯逮捕された。

また、住宅地に園が建てられることも多いことから、音を懸念した住民が反対運動を起こし、開園が延期や中止に追い込まれるケースもある。開園してからも、園児の遊び時間を制限したりする保育園も見られる。

大阪府では、同様の施設における?のトラブルなどを未然に防ぐため、施設運営者を対象に「子ども施設環境配慮手引書」を17年1月に作成した。

手引きでは、

「近年、その立地環境や、社会構造などの変化により、整備・運営における地域へのより細やかな配慮が求められていることを認識しておく必要がある」

と説明。

音対策として、子どもの遊び場の分散や防音壁の設置、音が出る時間帯をあらかじめ近隣住民に周知することなどを挙げている。