トラッシュトークとは、プレイ中に交わす何気ない会話の事。しかし、NBAにおいてはこれもプレイの内で、選手同士はもちろん、時には観客とも一幕ある一種のエンターテインメントとなっている。

そんなNBAではなくてはならないトラッシュトークだが、特に“口うるさい”選手がいるという。ESPNにてOBスター選手が集まり、最高……いや“最悪”のトラッシュトーカーは誰だ? という質問に名前が挙がった選手が、ラリー・バード、ゲイリー・ペイトン、マイケル・ジョーダン、レジー・ミラーだ。

https://youtu.be/7Ms02gNaYjk

出典: youtu.be

この4選手は主に80〜90年代に活躍した選手。この頃のNBAではトラッシュトークが盛んであり、テクニカルファウルも今ほど厳しくなかった。何よりこの口ゲンカによって選手同士が白熱し競い合う様子は、バスケットボールの面白さをより引き立てる形にもなったのである。

ラリー・バードはオールスターの3Pコンテストの前に他の出場選手たちにある質問をして回ったという。「今日は誰が2位になると思う?」……そして見事優勝。嫌味ったらしいが、実際に宣言通りにしてしまうところが、彼の伝説っぷりを際立たせている。

レジー・ミラーはジョーダンをキレさせたり、ニューヨーク・ニックスの観客席にいる映画監督スパイク・リーとも“舌戦”を繰り広げた。実際にはリー監督とは仲がいいのだが、ことバスケットボールになると関係ないようだ。

マイケル・ジョーダンはあらゆることを話題に相手を苦しめた。プレイ、乗っている車などなど、どんなことでも相手に突っかかっていく。そんなジョーダンにメンタルをやられた選手もいて、その後大事な局面ではシュートが打てなくなってしまったというから、ジョーダンは口の悪さも神様レベルだったらしい。

ゲイリー・ペイトンはストリートで長いことバスケットボールをプレイしたおかげか、口の悪さも超一流。NBA選手に聞くと、必ずと言っていいほど名が挙がるトラッシュトーカーだそうだ。ある選手はあまりの悪口のしつこさに「頼むからやめてくれ!」とお願いするほどだったとか。

一見、不名誉に思えるこの話題だが、名前が出てくる選手はレジェンドばかり。シャックが「トラッシュトークは競争のために必要」と言うように、バスケットプレイヤーの成長には不可欠なことなのかも!?