バルセロナでは栄光の日々を過ごした photo/Getty Images

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かつてバルセロナで活躍した元イングランド代表のガリー・リネカー氏が、英公共放送『BBC』のインタビューにて同クラブの後輩で現マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラと対談している。その豪華な質疑応答の中で、後者は前者に“積年の恨み”を打ち明けた。

1986年からの3年間をスペインの名門バルサで過ごしたリネカー氏と、当時ボールボーイとしてカンプノウを駆け回っていたペップ。現在は解説者と指揮官という立場からイングランドサッカー界に情熱を捧げる2人だが、スペイン人監督はいまだに消化し切れていない想いを胸に秘めているようだ。

「(ペップ)あなたがバルセロナでプレイしていた30年前に私がボールボーイをやっていたのを憶えているかい? あなたにもボールを渡したんだよ。

「(リネカー氏)君だとは気付かなかったよ。当時の君にはまだ髪の毛があったからね」

「(ペップ)それにいつも思い出す出来事があるんだよ。今だから言えるけど、当時あなたのユニフォームが欲しくて何度も試合後に頼んだ。でも、あなたは一度足りともくれなかったよ。全くだ!」

「(リネカー氏)本当かい? それは悪いことをしたね。今ならそう感じるよ(笑)」

「(ペップ)私にはあの出来事をとても許すことはできないな」

これが2人のバルセロナレジェンドによる贅沢な井戸端会議だ。最後にリネカー氏はシャツをペップ少年に渡すことを拒んだ“言い訳”として、「当時は試合後にユニフォームをあちこちに渡すことを許されていなかった」とも明かしている。いずれにせよ、歴史と伝統によって支えられる超名門クラブであるが故のエピソードと言えるだろう。