【仙台vs浦和プレビュー】前回対戦は浦和が7−0で圧勝…最近の仙台はディフェンスが安定

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■ベガルタ仙台 リーグ前節、C大阪戦の快勝が大きな自信に

【プラス材料】
 リーグ前節はC大阪に4−1で勝利。アウェイで、しかも4位のチームを相手にこの結果を収められたことは、これから続く浦和や川崎といった上位相手の戦いに向けて大きな自信となる。

 攻撃でのプラス材料は、押している時間帯でも押されている時間帯でも点を取れるようになったこと。特に夏に加わった右サイドの古林将太やシャドーの野津田岳人が好調で、そこに復調した梁勇基や野沢拓也といったベテランが勢いを加えている。

 守備では、C大阪戦を前に負傷離脱したシュミット・ダニエルの穴を関憲太郎が埋めた。リーグ戦に限って言えば7試合連続で失点は1点以下に抑えており、3バック中央の大岩一貴を中心に大崩れしない守備を形成している。

【マイナス材料】
 浦和との前回対戦は大きな傷を残した。第6節、埼玉スタジアムでの一戦で、仙台はクラブ史上ワーストとなる7失点を記録。これが現在の得失点差にも響いてしまっている。苦手意識は少なからずある。

 現在のチームは守備を立て直してはいるものの、ボランチで効いていた富田晋伍に加えて、ダニエルも負傷で長期離脱することとなってしまった。守備陣のレギュラーを欠く事態を、乗り切らなければならない。

 そして、浦和戦最大の懸念材料が、浦和から期限付き移籍で加わっている石原直樹が、契約上出場できないこと。献身的なプレーでチームを引っ張ってきたFWの穴は大きく、代わって出場する選手の奮起が必要だ。

文:totoONE編集部

■浦和レッズ 主力級選手たちが負傷から復帰しているのはポジティブな要素

【プラス材料】
 27日に行われたACLの上海上港戦は、貴重なアウェイゴールを取って1−1の引き分けに持ち込んだという結果以外にもポジティブな要素があった。

 けがで実戦から離れていた主力級選手たちがピッチに戻ったこともその一つだ。ラファエル・シルバは13日のACL川崎戦以来となる出場で80分間プレー。堀監督にサイドへコンバートされたブラジル人アタッカーの個人技は、攻撃にアクセントをもたらすことができる貴重な存在だ。8月15日のシャペコエンセ戦を最後に離脱していた宇賀神友弥も、途中出場でわずかな時間ながら実戦に復帰した。

 一方で、矢島慎也が休養できたのもプラス材料だ。堀体制になったとたん、試合に出続けるという環境の劇的変化があったため、間違いなく疲労は溜まっていたはずだ。

【マイナス材料】
 J1、J2を合わせ、浦和は仙台にリーグ戦で12勝8分3敗と圧倒的な結果を残しているが、気になるのは3敗を全てユアテックスタジアム仙台で喫していることだ。2015年以降は負けていないとは言え、リーグでは過去に1度しか勝てていない場所でもある。

 決して得意ではないスタジアムで戦ううえに、浦和はACLの影響で中3日なのに対し、仙台は中7日とコンディションに差があるのも懸念材料。また、柏木陽介がACLの上海上港戦で復帰したものの、「次の試合に関してはまだなんとも言えない」と不安なコメントを残したのも気がかり。もし欠場となれば攻撃力ダウンは否めない。

 さらに、堀孝史監督のもとで守備の立て直しを図っているはずなのに、ACL、ルヴァン杯を含めた公式戦で7試合連続先制されているのは問題だ。

文:totoONE編集部