【G大阪vs横浜FMプレビュー】G大阪はスタメンの半分近くが代表選手…横浜FMは新星イッペイ・シノヅカに注目が集まる

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■ガンバ大阪 鹿島戦でFWファン・ウィジョにリーグ2点目が生まれたのは追い風

【プラス材料】
 28日に発表された日本代表メンバーにGK東口順昭、MF井手口陽介と共に、MF倉田秋が選出。チームにとっても、本人にとってもうれしい代表復帰となった。常日頃から「チームでのパフォーマンスが全て」と話してきた倉田だけに、今節の横浜FM戦でもこれまで通り、チームのために全力で戦う姿を見せてくれることだろう。

 リーグ戦は3試合白星のない状況だが、倉田を含めた前線のパフォーマンスは悪くはない。1−2に終わったリーグ前節の鹿島戦では2試合続けて先発出場となったFWファン・ウィジョに、G大阪でのデビュー戦(7月29日C大阪戦)以来となるリーグ2点目が生まれたのも追い風だ。

 そのFWファンもDFオ・ジェソクと共に韓国代表復帰を果たした。つまりスタメンの半分近くが代表選手で彩られるはず。自国を代表するという選手たちのプライドはプラスに作用しそうだ。

【マイナス材料】
 後半戦につかんだ白星はわずかに2つ。前半戦の貯金があるため、残留争いに巻き込まれることはないが深刻な事態だ。

 低調の大きな要因は守備。リーグ戦の完封試合は6月17日の第15節の神戸戦以来一度もない。この事実にも表れているように、例年なら強固さを増していくはずの終盤戦で守備力の乱れが出ている。

「与えなくてもいい得点を減らしていけるかは今後の課題」と長谷川健太監督が話す通り、チームとしての守備意識の小さなのミスやほころびが結果的に最終ラインに大きなダメージを与えている。今節は守備での貢献度も高いDF今野泰幸が出場停止だが、彼の穴をいかに埋められるかも明暗を分けるだろう。

文:totoONE編集部

■横浜F・マリノス ウーゴ・ヴィエイラはここまで9得点をマーク

【プラス材料】
 ポジティブな材料が少ないなかで、1トップのウーゴ・ヴィエイラがここまで9得点を挙げているのは明るい要素と言えるだろう。

 ウーゴ・ヴィエイラは2−3で敗れたリーグ前節の甲府戦でもマルティノスのクロスをニアサイドで合わせてゴールを決めた。両サイドからのクロスをワンタッチで合わせる術に長けており、良質なクロスが入ればゴールネットを揺らすことができる。2試合連続ゴールで2桁得点に乗せられれば、勝機は高まる。

 また、甲府戦でデビュー戦ゴールを決めたイッペイ・シノヅカにも注目が集まる。サイドからアグレッシブに仕掛けられるアタッカーで、齋藤学の負傷離脱によって先発で起用される可能性もある。実力は未知数ながら勢いがあり、相手も特徴をつかめていない今ならば大仕事をやってのけるかもしれない。

【マイナス材料】
 ここまで1得点8アシストを記録し、攻撃をけん引してきた主将の齋藤が右ひざ前十字じん帯損傷で全治8カ月の見込みと診断された。代えの効かない中心選手が今季絶望の緊急事態で、チームにとっては大打撃だ。

 また、右サイドバック金井貢史も左太もも裏を痛めて離脱を余儀なくされた。リーグ戦は3試合勝ちなしと苦しいタイミングで主力選手が相次いで離脱する苦しい状況に追い込まれている。

 リーグ戦の直近3試合で計7失点とここへきて失点数が増えていることも気がかり。センターバックのデゲネクのパフォーマンスが落ちているため、栗原勇蔵を起用する可能性もある。

 対戦相手のG大阪には前半戦の対戦で0−1で敗れている。現在の順位は8位とはいえ地力のあるチームだ。アウェイゲームでもあり簡単に勝てる相手ではない。

文:totoONE編集部