コーラなの?コーヒーなの?

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自動販売機でしか買えないコカ・コーラがあるとして、インターネット上で話題になっている。その名も、「コカ・コーラ コーヒープラス」――。

コーラなのか、それともコーヒーなのか。名前だけでは分からないので、飲んでみた。

「コーヒーの味わいをプラスした」

記者は2017年9月下旬、東京都千代田区の自動販売機で「コカ・コーラ コーヒープラス」を発見した。赤い缶のラベルには、「Coca-Cola」と書かれており、端から見る限り、ごく普通のコーラと区別するのも難しい。

缶を開けると、コーヒーの香りがほのかにただよった。まさか、中身はコーヒーなのでは――。だが飲んでみると、見当違いもいいところだった。

コーラの味がするのは間違いない。ただ、コーヒーを彷彿とさせる甘さも、コーラのすぐ後から雪崩のように押し寄せてくるのだ。

記者は2017年9月25日、日本コカ・コーラに「コーヒープラス」の詳細を聞いてみた。「コカ・コーラ」ブランドの広報担当者は「『コカ・コーラ』ならではのおいしさと刺激にコーヒーの味わいをプラスした」と説明する。

「コーヒープラス」では、カフェインが通常のコーラと比べ1.5倍増量されたという。

仕事中の息抜きにおすすめ

開発のきっかけは、同社が実施した消費者調査だった。35歳以上の消費者はどんな時に炭酸飲料とコーヒーを飲むのかを調査すると、いずれも「仕事中」が最多に。週に1度はコーヒーを飲む人の4割超は「炭酸飲料も同頻度で飲む」と回答しており、日本コカ・コーラ含めた「コカ・コーラシステム」は、炭酸飲料とコーヒーを好む35歳以上の男性にターゲットを絞り、「仕事の合間や外出時にも手軽に飲用できる飲みきりサイズ」で9月11日に発売した。

広報担当者は、

「仕事中の息抜きや気分転換、午後のひと休みなどリフレッシュしたい時の飲料に新たな選択肢を提案し、自動販売機チャネルにおける販売の強化とお客さま満足度のさらなる向上を図ります」

としていた。

関東、東海、南東北地域(東京都、神奈川県、静岡県、山梨県、愛知県、岐阜県、三重県、埼玉県、群馬県、新潟県、千葉県、茨城県、栃木県、宮城県、福島県、山形県)の自動販売機約5万台で販売中(一部取り扱いのない自動販売機もある)。

販売期間は、「通常2、3か月を想定していますが、場所によってはもっと早く売り切れたり、もっと時間がかかったりする場合もあります」という。