木曜夕方にラジオ放送局FFHに出演したウリ・ヘーネス会長は、先日行われたパリ・サンジェルマン戦での裏事情について明確な説明を行った。「私が知る限りでは、監督はここ数日間5人の重要な選手と問題を抱えていた。それはプレーしなかったコマンも含まれる。もしもさらなる問題が起こってしまえば、もう監督はどうしようもない事態にまで発展していただろう」

パリ・サンジェルマン戦でプレーしなかったキングスレ・コマンのほか、この日はベンチスタートとなっていたのがマッツ・フメルスとアリエン・ロッベン、フランク・リベリ。さらにはジェローム・ボアテングに至ってはメンバーにさえ含まれておらず、確かにトーマス・ミュラーはこの日は主将として先発していたとはいえ、数週間前思うように出場機会を得られていない状況に「監督がどういうクオリティを求めているのかわからない。少なくとも僕がもっているものではないね」と語っていた。

「重要な選手と監督を対立させることなど、決して許されることではない」とヘーネス会長。「”敵意をもった人間をベッドに入れることはもっとも危険なことだ”ということさ。だから我々は対応しなくてはならなかったのだよ」

しばらくの間はウィリー・サニョル氏が暫定指揮官として指揮を執ることになるのだが、バイエルンとしては10月なかばにも後任監督を発表したいと考えており、「特に期限に追われているということはないのだが、しかし代表戦期間後までの2週間では解決策を見出したいところだね」

なお現在候補として名前があがっているのが、昨季限りでドルトムントを解任されたトーマス・トゥヘル氏と、以前からアンチェロッティ監督の後任として名前があがっていたホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督。特に契約を2021年まで残るホッフェンハイム側は、この憶測に苛立ちを示しており、ナーゲルスマン監督は「そんな噂などに関心はない」と一蹴、アレクサンダー・ローゼンSDも「ただ退屈でしかないよ」と語った。